京都宇治川に掛かる宇治橋の西側にひっそりと佇む、縁切り最強スポット「橋姫神社」。源氏物語の宇治十帖ゆかりの古跡で、京都屈指の縁切り神社として知られています。
ご祭神の橋姫は「丑の刻参り」を最初にした人物といわれ、その恨み、妬み、嫉妬からくる縁切りパワーは効果絶大。悪縁に悩める人たちの願いを叶えてくれると言われています。
目次
橋姫神社のご利益
- 縁切り・悪縁切り
- ご祭神である瀬織津比咩（せおりつひめ）こと橋姫は、人の苦しみを断ち切り、罪穢れを洗い流してくれる神様です。また、橋姫の丑の刻参りの伝説から、男女の縁切りのご利益があるとされています。
京都で悪縁切りの神社で有名といえば、安井金毘羅宮があります。
橋姫神社の授与品
橋姫神社にはお守りやおみくじはありません。代わりに橋姫神社のマスコットキャラクター「こわかわ（怖くて可愛い）橋姫ちゃん」グッズが販売されています。
橋姫ちゃん缶バッジ＆マグネット
橋姫神社の橋姫ちゃん缶バッジ＆マグネット
丑の刻参りスタイルの橋姫ちゃん。真っ赤な目で、手にハサミを持ち「切るぞぉ～」と言わんばかりの表情が、可愛い!?お守り代わりに「こわかわ橋姫ちゃん」いかがしょう!?
【場所】授与所
【販売曜日】月・水・金
橋姫神社の御朱印
残念ながらこの日は社務所が開いておらず、御朱印をいただけませんでした。
社務所が閉まっていることが多いため、御朱印をいただくのが難しい神社。運が良ければもらえる御朱印です。
【場所】授与所
【受付時間】月・水・金の09：00～17：00 ※月・水・金でも閉まっている場合あり
橋姫神社の見どころ
ひっそりと佇む橋姫の社
通り沿いにあるのに人目に付きにくいため近くまで行かないと気が付かない、車で行くと一旦通り過ぎてしまう人も多い橋姫神社。縁切り・悪縁切りのご利益という性質上なのか、ひっそりとしています。
道路から見た橋姫神社
橋姫神社は元々、宇治橋の一部突き出た部分「三の間(三ノ間)」にあり、宇治橋の守り神として祀られていました。その後、宇治橋西詰に移されましたが、明治3年（1870）の大洪水で流されてしまいます。橋姫神社が現在地に建てられたのは、明治39年（1906）10月のこと。
橋姫神社の由緒
小さな境内には2つのお社があり、左側のお社が「橋姫社」、右側が水運の神のお社「住吉社」です。
ひっそりと佇む橋姫神社のお社
この日は晴れていたのですが、どこかどんよりとした雰囲気が漂っていました。
悪縁切りの「橋姫社」
宇治橋の守護として祀られていた橋姫神社は、橋姫こと瀬織津比咩（せおりつひめ）を祀るお社。悪縁切りのご利益で知られ、京都で5本の指に入るであろう、最強の縁切り神社です。瀬織津比咩は水の神様としても知られています。
悪縁切りのお社「橋姫社」
貴船大明神に宇治川に浸るよう告げられた橋姫は、21日間川に身を沈め鬼の姿になります。鬼となった橋姫は、自分を捨てた夫と相手の女性を八つ裂きにして殺したという伝承が残ります。
丑の刻参りの発祥の地とされる貴船神社の奥宮には、橋姫の丑ノ刻参りについて書かれた看板があります。
男女間だけでなくお酒やたばこの縁切りも
以降、橋姫に祈れば男女の縁切り・悪縁切りが叶うと信仰されてきました。今では男女間の縁切りだけでなく、お酒やたばこ、悪い習慣などの縁を切ってくれる、縁切りの神様として信仰されています。
河原町二条にある菊野大明神（法雲寺）は、橋姫が腰かけたと伝わる霊石がご神体で、こちらも強力な縁切りスポット。
橋姫神社の由緒
宇治川上流の桜谷と呼ばれていた地に祀られていた瀬織津媛（せおりつひめ）を、大化2年（646）宇治橋がかけられた時に、橋の守り神として宇治橋の上「三の間」にお社を建てて祀ったのが始まり。その後、宇治橋西詰に移されますが、明治3年（1870）の大洪水で社殿が流され、現在地に社殿が建てられたのは、明治39年（1906）10月のことです。
宇治市による橋姫神社の紹介文
橋姫神社のご祭神
- ご祭神
- 瀬織津比咩（せおりつひめ）
橋姫神社の基本情報
- 名称（よみがな）
- 橋姫神社（はしひめじんじゃ）
- 住所
- 〒611-0021 宇治市宇治蓮華46
- 駐車場
- なし
- 参拝・拝観時間
- 受付時間／09:00～17:00 ※社務所は月・火・水の不定期
- 参拝・拝観料
- 無料
- 公式ホームページ
- なし
橋姫神社のアクセス
- 公共交通機関の場合
- JR奈良線「宇治駅」下車、東へ徒歩約8分
- 京阪電鉄宇治線「京阪宇治駅」下車、西へ徒歩約10分
橋姫神社の地図
橋姫神社の口コミ
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