花の寺として名高い三室戸寺(みむろとじ)は、天国の花、蓮(はす)が咲き、「幻のあじさい」を見ることができる、まさに極楽・天国のようなお寺。
源氏物語でおなじみ、紫式部からの恋のメッセージがもらえる「恋みくじ」は女性に人気です。恋のライバルや何かに勝ちたい方も必見のお寺、勝運祈願の宝勝牛に触れば勝てるかもしれない!
目次
三室戸寺のご利益
- 勝運祈願
- 三室戸寺に観音詣でをしていた富右衛門というお百姓が飼っていた弱々しい牛が、観音様のご利益で立派な牛になり、 地域一番の権兵衛の牛に戦い勝ち、その時に得た報奨金をもとに、牛の仲買人として成功したという故事によるものです。
- 財運・金運・健康長寿
- 境内には、財運・金運の蛇神である狛蛇(宇賀神)が鎮座しています。この宇賀神の像は、蓮の上に乗っており、蛇の尾には金運、翁のひげには健康長寿の御利益があるとされます。
三室戸寺のお守り
三室戸寺にはたくさんのお守りがありました。足腰のお守り、けがしないお守り、ぼけ封じのお数珠、アジサイ、レンコンのモチーフのお守りなどなど。
愛を深める、ハート守り
ハートの形をしたアジサイを見つけると、なんと恋が叶うそうです。境内で見つけたられた人はラッキー☆見つからなかった人はこのお守りを身につけてお願をしてみましょう。
昇運、うさぎ守り
成功の秘訣は傾聴力、聞き上手になって幸運をキャッチできるように、このお守りを身につけましょう。
牛玉モチーフの勝守
勝運・元気・金運・試験などのお守りで、三室戸寺に伝わる宝勝牛が加えている牛玉をモチーフにしたお守りです。
かぐや姫守
竹の中にかぐや姫が入っているお守りで、子のお守りを身につけていると良縁に恵まれ、かぐや姫のように可愛く人に愛される人になれます。
三室戸寺のおみくじ
源氏物語 恋おみくじ
源氏物語千年記を記念して、発売された『恋おみくじ』、色鮮やかな紙に紫式部が詠んだ詩が書かれています。紫式部からのメッセージを受け取りましょう。
三室戸寺の御朱印
西国三十三所10番の御朱印をいただきました。
【場所】授与所
【受付時間】08:30~16:30(4月1日~10月31日)08:30~16:00(11月1日~3月31日)
三室戸寺の見どころ
境内の新緑
階段の両脇には緑の美しい木々がそして階段のふもとには長方形の石があり「ようおまいり」と書かれています。
実はこの階段ちょっと急なので、気をつけてください。
立派なご本堂ですね、後姿のうさぎがなぜだか可愛い。
朱色と鮮やかな緑のもみじのコラボレーションが絵になるスポットです。
蓮(はす)の手水舎
極楽の花「蓮(はす)」から滴り落ちる霊水「不動水」でお清めをします。下には小さなお不動さんがいらっしゃいます。後ろにぶら下がっているのはハートの絵馬です。
ハートに願いを書いてつるしています。ハートのあじさい絵馬は女性からの人気がすごいらしいです。
撫で狛蛇(宇賀神)
耳を触れば福がくる、ひげをなでると健康長寿、しっぽをさわれば金運がつくとされている蛇の神様「宇賀神」です。ご覧の通り、顔は笑顔のおじいさん、体は蛇の神様が蓮の上に乗っかっています。耳としっぽが人気なのか、黒ずんでいます。私は耳を触りました。
狛兎
御影石製の輝く狛兎さんです。
狛兎さんが抱えている球体のふたつの穴に手を入れると中に玉子があります。その玉子を立てることができれば、
昇運がつくと言われています。上にはのぞき穴があります、そこを除きながら玉子を立てます。気合を入れて挑戦!割と簡単に成功!場所さえわかれば立てられます!
明星山三室戸寺のご本堂
西国十番の観音霊場である、明星山三室戸寺のご本堂。御本堂前には大型のお線香を立てるところもあります。
1本100円です。家内安全・先祖供養・身体健全・心願成就・病気平穏があります。
本堂前には、蓮園があり、6月下旬より8月上旬には250鉢の色とりどりの蓮(はす)が咲きほこり、天国のような空間が広がります。
訪れたのが5月だったので残念ながら極楽・天国を味わうことができませんでした。
本堂前大きな勝運の牛の像
石で造られた大きな牛の像。牛のお腹の覗き窓をのぞくと、胎内に納められた牛の木像を見ることができます。
口の中の石の玉を撫でると勝運がつくといわれ、「宝勝牛」呼ばれています。
勝運祈願の若貴兄弟の手形
「宝勝牛」の近くには、勝運と書かれた、若乃花と横綱の貴乃花の手形があります。若乃花関は平成10年の春場所直前に三室戸寺で絵馬を奉納し、見事優勝。
鳴らせる鐘楼(しょうろう、しゅろう)
お賽銭箱にお賽銭を入れて鐘をつくことができます、強打は禁止です。
願いを聞いてくれるお地蔵さん
500円で一つだけお願いを聞いてくれる「お願い地蔵」さん。木札に願い事を書いて奉納してください。
春のつつじ・しゃくなげ園
例年、ゴールデンウィーク前後に満開になります。つつじの規模は近畿では指折りで、色とりどりのツツジが美しく咲き誇ります
境内の「花の茶屋」からの眺めは息をのむ美しさです。ゆったりと優雅な時間を過ごすことができます。
つつじ、シャクナゲ、紫陽花庭園のオープン期間中のみ営業しているお茶屋さんで、三室戸寺の境内で食事ができるのは「花の茶屋」だけです。
あじさいパフェ、抹茶パフェ、あじさい氷、茶そば、抹茶白玉ぜんざい、ひやしあめなどをいただくことができます。
ひやしあめはショウガがきいていて絶妙です。添えてあるお菓子も美味(びみ)でした。
つつじの園内は蜂(はち)がたくさんいます。何もしてこないですが、ご注意ください!結構怖かったです。
三室戸寺の由緒
宝亀元年(770年)、毎夜金色の霊光が宮中にさし込むのを見て、霊光の源を調べさせたところ、宇治川の支流の志津川の渓流を登ったところで千手観世音菩薩の尊像が現われたそうです。光仁天皇がその観音像を安置し、行表を開山として創建したのが当寺の起こりで、当初は御室戸寺と称したという。その後、光仁、花山、白河三帝の離宮にもなったので、寺名の”御”の字を”三”に替え、「三室戸寺」と称するようになりました。
三室戸寺の基本情報
- 名称(よみがな)
- 三室戸寺(みむろとじ)
- 住所
- 〒611-0013 宇治市莵道滋賀谷21
- 駐車場
- あり 300台 500円
時間/08:30~16:30(4月1日~10月31日)08:30~16:00(11月1日~3月31) - 参拝・拝観時間
- 【社務所・授与所】受付時間/08:30~16:30(4月1日~10月31日)08:30~16:00(11月1日~3月31日)
- ※拝観・納経最終受付は閉門30分前
※12月29・30・31日は休み - 参拝・拝観料
- 平常/大人500円、小人300円
あじさい園開園期間中/大人800円、小人400円
あじさいライトアップ/大人800円、小人400円 - 公式ホームページ
- https://www.mimurotoji.com/
- その他
- 【境内での禁止事項】
飲食物の持ち込み、境内でのお煙草、三脚を使用の写真撮影、犬などペットの同伴、絵具・イーゼル等を使用して絵を描くこと
三室戸寺のアクセス
- 車の場合
- 京滋バイパス宇治東ICより3分
- 公共交通機関の場合
- 京阪「三室戸」駅下車 徒歩15分
三室戸寺の地図
三室戸寺の口コミ
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