北野天満宮からほど近い場所にある、大将軍という方位を司る星の神を祀る「大将軍八神社(だいしょうぐんはちじんじゃ)」。引越しや旅行などの移動の際、鬼門を恵方に変える「方除け・厄除け」のご利益があります。
大将軍八神社はもともと陰陽道のお堂として創建され、本殿前には陰陽道を連想させる八卦の羅針盤や、星座が施されたお守りや御朱印帳など、陰陽道の星神さまのパワーを感じるスポットです。
目次
大将軍八神社のご利益
- 方除け・厄除け
- 大将軍という方位を司る神様を祀っているため、方除けのご利益があるとされています。家を建てる時や引っ越し、旅行など方位からくる厄を除けてくれます。
大将軍八神社の授与品
大将軍八神社のお守り
大将軍御守
大将軍八神社のメインの方除け・厄除けのお守りです。
厄除守
厄年の人におススメの厄年厄除けお守りです。
八方除守
方位盤の中に御神紋が施された、八方厄除けお守りです。
巾着守
女性におススメの巾着型の可愛いお守りです。
大将軍八神社のおみくじ
シンプルな大将軍八神社のおみくじ、授与所と拝殿前にありました。
大将軍八神社の御朱印
右上には御神文(菊の中央に桔梗)の印、右下には大将軍八神社のご利益である方除けの朱印。中央には方位を表す八卦(乾・坤・震・巽・坎・離・艮・兌)の朱印が押され、その中央上に筆書きで星神、中央に力強い大将軍の筆書きがあります。
【場所】授与所
【受付時間】09:00~17:00
大将軍八神社の御朱印帳
夜空を連想させる青色に星座が施された、かっこいい御朱印帳です。
大将軍八神社の見どころ
陰陽道の星神を祀る方除けのパワースポット
大将軍八神社は平安京を守護するために、御所の北西角にあたるこの地に陰陽道のお堂として建てられ、かつては「大将軍堂」と呼ばれていました。
大将軍八神社の本殿前には、八卦の羅針盤の台座の上に北極星が掲げられたモニュメントが設置されています。大将軍八神社は、陰陽道で方位を司る星の神様を祀っており、方除けのご利益があるとされています。人気占い師の鏡りゅうじさんが、パワースポットとしておすすめしたことで一躍脚光を浴びました。
私たちは、知らないうちに方位を犯していることがあり、それが原因で悪いことが起こると考えられています。犯してはいけない方位だとは知らなかったということは通用しない、知らなかったとしても犯したら災いが訪れますよってことですね、、、。
方除けって大事なので、人生の転機には参拝しておきたいですね。一人で参拝するのは怖い神社ってありますが、大将軍八神社はとても綺麗で明るい雰囲気なので、一人での参拝もしやすいです。
家を建てる時・引っ越しをする時・転職をする時・旅行に行く時・結婚をする時など大事な時は、前もって災いが起こらないように星の神さまにお参りしましょう。
大将軍の神像を納める「方徳殿」
大将軍の石像が入口に鎮座しているのが、大将軍八神の収蔵庫である「方徳殿」。100体以上の大将軍の神像が納められ、内80体が国の重要文化財に指定。神像は北斗七星などの星座を配した星曼陀羅をイメージして安置されています。
また、方徳殿には陰陽師安倍家の資料も展示しています。
開館日:5月1日~5日、11月1日~5日
※その他は事前予約で公開の場合あり。要問い合わせ。
平安時代の陰陽師「安倍晴明」を祀る晴明神社の見どころや詳細は以下記事にて。
一願成就の「大杉大神」
本殿の裏手(北西角)にある、一つだけ願いを叶えてくれる一願成就の大杉大神、この地に古くからある地主神社です。
大杉さんの願掛け絵馬に一つだけお願いを書いて奉納しましょう。
大杉大神の小さなお社の横には、さらに小さな豆吉明神が祀られています。
小さな鳥居の向こう側を上から覗き込むとそこには豆吉明神、二つのくぼみが鼻の穴にも目に見える豆吉さんです。
大杉さんと豆吉さんは、どちらもご利益が一願成就となっていました。豆吉さんを見逃した人は一つお願のチャンスを逃している事になります。
神代榊「招霊木」
本殿の脇には神代榊(さかき)と書かれた招霊木、古くからの神聖な木です。
境内の「二社」「三社」「五社」
二社
大金神神社・歳徳神社の二社です。大金神は区方の神さま、歳徳神は吉方の神さま。相反する吉と凶が、仲良く肩を並べて祀られている不思議。
三社
こちらは、命婦神社・厳島神社・猿田彦神社の三社です。
命婦神社・・・女性の守護のご利益
厳島神社・・・芸能上達のご利益
猿田彦神社・・・導きのご利益(優勝へ導く・合格へ導くなど)
五社
こちらは、恵比寿神社・稲荷神社・天満宮・長者神社・金毘羅神社の五社です。
恵比寿神社・・商売繁盛のご利益
稲荷神社・・開運のご利益
天満宮・・学問上達のご利益
長者神社・・金運アップのご利益
金毘羅神社・・交通安全のご利益
大将軍八神社の駐車場
大将軍八神社には、隣接する参拝者専用の無料駐車場もあるので、思い立った時に立ち寄りやすいです。
この辺りは一方通行の道が多く、駐車場前の道路(一条通り)も西向きの一方通行になります。神社と駐車場は右手(北側)にあります。
大将軍八神社の由緒
平安遷都の際桓武天皇の勅願により、御所の北西角の鬼門にあたるこの地に、方除けの守護として都を守護するために創建されたのが始まりです。創建当初陰陽道のお堂として建てられたため大将軍堂と称されていましたが、江戸時代に入り大将軍社と改められ、さらに大将軍八神社と改め現在に至ります。
大将軍八神社のご祭神
- ご祭神
- 素戔鳴尊(すさのをのみこと)
- 五男三女神(ごなんさんにょしん)
- 桓武天皇(かんむてんのう)※合祀
大将軍八神社の基本情報
- 名称(よみがな)
- 大将軍八神社(だいしょうぐんはちじんじゃ)
- 住所
- 〒602-8374 京都市上京区一条通御前西入西町48
- 駐車場
- あり(約4台)/無料
- 参拝・拝観時間
- 参拝時間/06:00~18:00、社務所/09:00~17:00
- 参拝・拝観料
- 無料
- 公式ホームページ
- http://www.daishogun.or.jp/
大将軍八神社のアクセス
- 公共交通機関の場合
- 京福電車「北野白梅町」下車、徒歩約7分
- 市バス「北野天満宮前」または「北野白梅町」下車、徒歩約5分
大将軍八神社の地図
大将軍八神社の口コミ
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