冥界へつながる井戸が潜む六道珍皇寺のご朱印や見どころは?
六道珍皇寺

六道珍皇寺

京都では六道さんの名で親しまれ、お盆の精霊迎えに参拝する寺として有名な 六道珍皇寺。読み方は六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)。境内には、あの世の精霊さん(先祖)をお迎えする「迎え鐘」があり、小野篁の等身大の像や篁が彫ったとされる閻魔大王像なども格子越しに見ることができます。

生と死の境「六道の辻」がある六道珍皇寺には、閻魔大王に仕えていた小野篁がこの世とあの世を行き来していた「冥土通いの井戸」が、本堂裏の庭に潜む。パワースポットならぬ魔界スポット「六道珍皇寺」の見どころは?

六道珍皇寺のご利益

病気平癒・厄除け
ご本尊の薬師三尊像は、疾病・疫病治癒や病魔退散のご利益を与えてくださる「大医王仏」であることから、病気平癒・厄除けのご利益があるとされています。

六道珍皇寺のお守り

六道珍皇寺のお守り一覧①

六道珍皇寺のお守り一覧①

六道珍皇寺のお守り一覧②

六道珍皇寺のお守り一覧②

六道珍皇寺のおみくじ

閻魔みくじ
六道珍皇寺の閻魔みくじ

六道珍皇寺の閻魔みくじ

可愛らしい閻魔さんの中におみくじが入っています。

【志納金】400円

閻魔法王を本尊とする千本ゑんま堂にも、閻魔さんのおみくじがあります。

六道珍皇寺の御朱印

六道珍皇寺の御朱印

六道珍皇寺の御朱印

「醫(医)王殿(いおうでん)」と書かれた迫力のある御朱印です。六道珍皇寺の御朱印は種類が豊富。「薬師如来」「醫王殿」や「ゑんま王」も限定数で授与いただけます。小野篁や閻魔大王のオリジナル御朱印帳も販売されています。

【志納金】300円
【場所】授与所
【受付時間】09:00~16:00

六道珍皇寺の見どころ

冥界への入口「六道の辻」

かつてこの地より東側は鳥辺野という火葬地で、ここを境にあの世とこの世が分かれる場所「辻」が、六道珍皇寺の本堂前の供養塔あたりにあるといわれる。そのため古来より「六道の辻」と呼ばれ、冥界へ通じる入り口と伝えられてきました。

冥界への入口「六道の辻」

冥界への入口「六道の辻」付近に建つ供養塔

「六道の辻」の六道とは、仏教における死後の世界のことで、天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の6種の世界を指します。六道のうち、天道、人間道、修羅道を三善道といい、畜生道、餓鬼道、地獄道を三悪道といいます。閻魔様は、人間を三悪道に行かせないように怖い顔をして、地獄の恐ろしさを説いています。

小野篁の「冥土通いの井戸」

六道珍皇寺の本堂の裏庭には、冥土への入口と言われている「冥土通いの井戸」があります。本堂の右手にある格子窓から井戸を見ることができますが、けっこう遠いので視力が悪い人は見にくいかもしれません。

六道珍皇寺「冥土通いの井戸」が見れる格子窓

六道珍皇寺「冥土通いの井戸」が見れる格子窓

下の写真右が「冥土通いの井戸」です。左のお社は小野篁の念持仏の竹林大明神が祀られています。

六道珍皇寺「冥土通いの井戸」

六道珍皇寺「冥土通いの井戸」

小野篁は、夜な夜なこの井戸に入り閻魔庁という閻魔大王のいるところへ通っていたといわれています。昼は朝廷の官僚、夜は閻魔庁の役人という二足のわらじで、あの世とこの世を重要な役目を果たしていたという伝説があるほど。

小野篁が入った「冥土通いの井戸」の説明

小野篁が入った「冥土通いの井戸」の説明

そもそも小野篁がこの地に来たのは、冥土につながると言われていたこの井戸を通り亡き母に会うためだったと言います。亡き母に会えたかはわかりませんが、閻魔大王に会ったことは言い伝えからして間違いないでしょうね。

閻魔大王に仕える小野篁とは
小野篁(おののたかむら)は平安初期に嵯峨天皇につかえた優秀な官僚。日本の白楽天の異名を持つほど漢詩の天才であったが、自由奔放で束縛されるのが好きじゃない自由人であったとも。神通力など特殊能力を持っていたといわれ、亡くなった先祖をこの世に呼ぶ「精霊迎えの法」という術を、閻魔大王から授かったと伝わる。

閻魔大王像と小野篁像

等身大の小野篁卿立像と閻魔大王像は、閻魔・篁堂の格子から覗いてお参りすることができます。

六道珍皇寺の閻魔・篁堂

六道珍皇寺の閻魔・篁堂

六道珍皇寺の閻魔大王の木座像は、小野篁作といわれています。実際に小野篁が毎晩会っていた閻魔さまということですね。

六道珍皇寺の閻魔大王の木座像

六道珍皇寺の閻魔大王の木座像

等身大の小野篁像。身の丈が六尺二寸(今の188cm)もあった大柄の小野篁は、乗馬や剣術など武芸に秀でていたそう。

六道珍皇寺の小野篁卿立像

六道珍皇寺の小野篁卿立像

小野篁が冥土から戻る井戸は別の場所!?
近年には、「冥土通いの井戸」とは別に、小野篁が閻魔庁から帰ってくるときに使っていた「黄泉がえりの井戸」が旧境内地で発見。「冥土通いの井戸」のさらに奥に「黄泉返りの井戸」があるようです。

しかし、小野篁がこの世への帰りの口としていたのは、右京区の嵯峨野の大覚寺南(右京区大覚寺門前六道町)に明治の初めまであった福生寺の井戸だったという説もあります。現在は井戸も福生寺自体も存在しませんが、福生寺跡に「六道の辻」の石碑と「延命地蔵」があり、井戸が再現されています。

福生寺があった地より西は化野(あだしの)という墓所で、も六道珍皇寺と同じくあの世とこの世が分かれる場所「辻」、「六道の辻」なのです。

小野篁は六道珍皇寺の井戸から”死の世界”へ行き、福生寺内の井戸より”生の世界”に戻ってきていたことから、六道珍皇寺周辺を「死の六道」、嵯峨野周辺を「生の六道」と呼びます。

冥界まで響き渡る「迎え鐘」

毎年8/7~8/10の「六道まいり」で、お精霊さん(先祖の精霊)を迎えるにあたり、お精霊さんが帰る場所を間違わないように「迎え鐘」をついてお知らせします。

六道珍皇寺「迎え鐘」

六道珍皇寺「迎え鐘」

鐘の響きは冥界(あの世)まで響きお精霊さんに届くと言われています、冥界への入口であるこの場所で迎え鐘を鳴らせば、間違いなくお精霊(しょうらい)さんに届くというわけです。

迎え鐘は心を込めて一度だけつきます

迎え鐘は心を込めて一度だけつきます

この迎え鐘は通常時にもつくことができるので、心を込めて一度だけ鐘をつきましょう!別名「慈しみの鐘」と言われるこの鐘の音は、心を癒してくれます。

六道珍皇寺のイベント・行事

六道まいり

「お精霊(しょうらい)さん迎え」とも言われる「六道まいり」は、お盆前の8月7日~10日の4日間に「迎え鐘」をつき精霊(ご先祖の魂)を迎える行事です。

平安時代にこの辺りは葬送の地であったことから、生死の境目であるとされた。お盆に帰ってくるお精霊さん(先祖の精霊)は、この場所を必ず通ると信じられていた事がはじまり。

日時:毎年8月7日~10日
時間:6:00~21:00頃
料金:境内無料

ちなみに、お精霊(しょうらい)さんに冥界へお帰りいただく行事が、8/16に行われる「五山の送り火」です。

六道珍皇寺の由緒

開基は空海の師にあたる慶俊僧都(きょうしゅんそうず)で、平安前期の延暦年間(782年~805年)の開創。建立には諸説があり、空海説や小野篁説など、起源には多くの説がある。中世の兵乱にまきこまれ荒廃することとなり、南北朝期の貞治3年(1364年)に、建仁寺の住持であった聞溪良聰(もんけいりょうそう)により再興・改宗され、現在に至っている。

六道珍皇寺

六道珍皇寺

六道珍皇寺のご本尊

ご本尊
薬師三尊像

六道珍皇寺の基本情報

名称(よみがな)
六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)
住所
〒605-0811 京都市東山区 大和大路通四条下る四丁目小松町595
駐車場
なし
参拝・拝観時間
【社務所・授与所】受付時間/09:00~16:00
参拝・拝観料
境内無料(特別拝観期間中の寺宝拝観は600円)
公式ホームページ
http://www.rokudou.jp/

六道珍皇寺のアクセス

公共交通機関の場合
市バス「清水道」下車、徒歩5分

六道珍皇寺の地図

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