京都の左京区にある「虫八幡」とも呼ばれる三宅八幡宮、子供の守り神を祀り「かん虫封じ」「夜なき」「子供の病気平癒」のご利益で知られています。お宮参りや七五三で訪れる人が多く、境内には貴重な絵馬の資料館もあります。
三宅八幡宮は神の使いが鳩なだけあって、絵馬には鳩が描かれ、珍しい狛鳩や、鳩みくじなど鳩だらけ。中でも一番は、参拝者を大歓迎してくれるおびただしい数の本物の鳩!
目次
三宅八幡宮のご利益
- かん虫封じ・夜なき
- かつては田んぼの虫封じの祈願からはじまり、時がたつにつれ様々な虫封じへと変化したが、子どものかん虫封じ・夜なき封じのご利益があるとされています。虫退治の神様として害虫駆除のご利益も。
- 子供の病気平癒
- 病を患っていた幼少期の明治天皇の祈願を、三宅八幡宮でおこなったところ病気が治ったことから、特に子供の病気平癒のご利益があるとされています。
三宅八幡宮の授与品
三宅八幡宮のお守り
子どもお守り
「子供の守り神」として有名な三宅八幡宮の子ども守り。
![三宅八幡宮の子ども守り](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_20200804_153337-860x645.jpg)
三宅八幡宮の子ども守り
虫封じお守り
![三宅八幡宮の虫封じお守り※公式HPより](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2020/09/1537756184.jpg)
三宅八幡宮の虫封じお守り※公式HPより
「虫八幡」ともいわれる、三宅八幡宮の代表的なお守り。
開運鈴
![三宅八幡宮の開運鈴](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_20200804_153342-860x645.jpg)
三宅八幡宮の開運鈴
神の遣いの神鳩がモチーフ、開運の鈴守り。
アマビエ疫病退散
![アマビエ疫病退散](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_20200804_153353-860x645.jpg)
アマビエ疫病退散
疫病から身を守るアマビエのお守り。
三宅八幡宮の絵馬
三宅八幡宮の絵馬には、神使の青い対の鳩が描かれています。
![三宅八幡宮の絵馬](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_20200804_153432-860x645.jpg)
三宅八幡宮の絵馬
三宅八幡宮のおみくじ
鳩みくじ
八幡宮の神のお使いの鳩のおみくじ。白鳩の中におみくじが入っています。
![三宅八幡宮の鳩みくじ](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_7154-860x645.jpg)
三宅八幡宮の鳩みくじ
白鳩の置物は持ち帰えるもよし、境内に奉納する人も!
![境内に奉納された鳩みくじ](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_20200804_152915-860x645.jpg)
境内に奉納された鳩みくじ
鳩みくじの他にも天然石おみくじもありました。どの石が入っているか楽しみですね。
![天然石おみくじ](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_20200804_153454-860x645.jpg)
天然石おみくじ
三宅八幡宮の御朱印
右下に「子供の守り神 夜なき・かん虫と朱印された、シンプルな御朱印です。
![三宅八幡宮の御朱印](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_20200804_153707-860x645.jpg)
三宅八幡宮の御朱印
【場所】授与所
【受付時間】09:00~16:00
三宅八幡宮の見どころ
神様の使いの鳩
宇佐八幡宮の分神を祀ったのが三宅八幡宮の起源です。八幡神のお使い(神使)は鳩とされており、三宅八幡宮の鳥居前には、狛鳩が鎮座。そして狛鳩の上には本物の鳩が!
![神様の使いの狛鳩](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_7140-860x645.jpg)
神様の使いの狛鳩
そう、この三宅八幡宮の境内には、おびただしい数の鳩(本物)がいるんです。この時も大歓迎を受け、すごい勢いでこちらに向かって何羽も飛んできました。三宅八幡宮にはとにかくびっくりするくらい鳩がいっぱい。
![迷わないように見守ってくれる鳩達](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_7170-860x645.jpg)
迷わないように見守ってくれる鳩達
仕切り直して、手水舎でお清めをして本殿に向かいます。真夏でもとても冷たい水でした。
![三宅八幡宮の手水舎](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_7148-860x645.jpg)
三宅八幡宮の手水舎
子供の守り神の祀られている本殿へ参拝
子供の守り神が祀られている本殿へ参拝です。三宅八幡宮は、「夜なき」「かん虫封じ」「子供の病気平癒」のご利益が有名で、お宮参りや七五三で訪れる人も多い神社ですね。
![三宅八幡宮の鳥居から見た境内](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_7141-860x645.jpg)
三宅八幡宮の鳥居から見た境内
三宅八幡宮は「虫八幡」とも呼ばれていますが、昔は田んぼの虫封じを祈願していたため。幕末から明治終わりにかけて、「田の虫封じ」から「かんの虫封じ」の信仰へと変わっていったようです。
![三宅八幡宮の本殿](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_7149-860x645.jpg)
三宅八幡宮の本殿
また、三宅八幡宮は病に苦しんでいた幼き明治天皇の、病気平癒の祈祷をしたことでも知られています。そのことから「子供の病気平癒」の信仰もあつく、拝殿には子供の病気平癒の願いが書かれた、たくさんの前掛けが奉納されています。
奉納された神鳩の置物
本殿前の燈籠には、青色の「神鳩(しんばと)」の置物が奉納されていました。子供が無事成長したら、お礼参りとともに奉納するのが三宅八幡宮の習わしのようです。
![燈籠には奉納された神鳩](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_20200804_153025-860x645.jpg)
燈籠には奉納された神鳩
伏見人形の窯元で作られている対の神鳩は、首に金色の首輪をしている鳩がオス、していないいほうがメスです。
![神鳩(しんばと)の置物](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_7163-1024x768.jpg)
神鳩(しんばと)の置物
本殿のお参りを終えると
本殿にお参りして振り返ると、そこには・・・鳩。
![神の遣い「鳩」](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_20200804_153123-860x645.jpg)
神の遣い「鳩」
神の遣いの「鳩」に見守られながら本殿に参拝していたとは・・・。でも、悪くはないですね。
参拝の証として社務所で、御朱印をいただきます。
![三宅八幡宮の社務所](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_7147-860x645.jpg)
三宅八幡宮の社務所
御朱印をいただいて振り返ると、もちろん鳩。
![三宅八幡宮の境内の鳩](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_20200804_153504-860x645.jpg)
三宅八幡宮の境内の鳩
参拝の間、ずっと見守っていただいて恐縮です。
絵馬展示資料館
2008年5月に開館した「絵馬展示資料館」には、国の「重要有形民俗文化財」や京都市の「有形民俗文化財」に指定された絵馬が展示されています。
・「三宅八幡神社奉納育児・成人儀礼関連絵馬」133点・・・京都市の「有形民俗文化財」
三宅八幡宮の絵馬展示資料館は、随時開館(10:00~15:00)しており入館料は志納金となっています。
入館希望の人は、社務所へ声をかけましょう!
三宅八幡宮の由緒
6~7世紀、推古天皇の時代に、小野妹子が聖徳太子の命により遣隋使として隋に向かう途中に病気になり近くにあった宇佐八幡宮に祈願すると、たちまち病気が治り隋に向かうことができ、任務を終え無事帰国。聖徳太子の没後、上高野の地に移り住んだ小野妹子が宇佐八幡宮を勧請し、八幡神を祀ったのが始まりです。
![三宅八幡宮の由緒書き](https://kyoto-goriyaku.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_7142-860x645.jpg)
三宅八幡宮の由緒書き
三宅八幡宮のご祭神
- ご祭神
- 応神天皇(八幡大神)
三宅八幡宮の基本情報
- 名称(よみがな)
- 三宅八幡宮(みやけはちまんぐう)
- 住所
- 〒606-0035 京都市左京区上高野三宅町22
- 駐車場
- あり/約30台(1回500円)
- 参拝・拝観時間
- 受付時間/自由
- 参拝・拝観料
- 無料
- 公式ホームページ
- https://www.miyake-hachiman.com/
三宅八幡宮のアクセス
- 公共交通機関の場合
- 叡山電鉄「八幡前」下車、徒歩2分
- 京都バス「八幡前」下車、徒歩1分
- 京都バス「三宅八幡」下車、徒歩5分
- 京都市営地下鉄「国際会館」下車、15分
三宅八幡宮の地図
三宅八幡宮の口コミ
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