京都市中京区の住宅街にある白山神社（はくさんじんじゃ）は、縁結びや夫婦和合、そして珍しい「歯痛平癒」のご利益で知られる神社です。歯痛が治るという開運厄除の「神箸と神塩」が授与されており、この神箸を赤ちゃんのお食い初めに使うと、歯の丈夫な子供になると伝わります。季節ごとに変わるカラフルな御朱印も人気。

白山神社のご利益

歯痛平癒

後桜町天皇が歯痛で苦しんでいた時、白山神社の「神箸（長寿箸）」と「神塩」を歯につけると歯痛が治ったことから、歯痛平癒のご利益があるとされています。

縁結び

ご祭神の菊理比売（くくりひめ）の、「くくり」が「くくる」につながることから、縁結びの神さまとして信仰されています。

夫婦和合・家運繁昌・子孫長久（子孫繁栄）

ご祭神である、伊邪那岐命（いざなぎのみこと）、伊邪那美命（いざなみのみこと）は、日本で初めての夫婦であり、夫婦和合・家運繁昌・子孫長久（子孫繁栄）のご利益があるとされています。

白山神社の授与品

白山神社の授与品は、お守りと神札と神箸というシンプルなラインナップ。

白山神社のお守り

白山神社のお守り一覧１

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白山神社のお守り一覧２

白山神社の御朱印

この日は手書きの御朱印をいただきました。個性的で迫力のある字です。

白山神社の手書きのご朱印

白山神社には、書置きタイプの御朱印もあります。

白山神社の招福幸来の3種類の御朱印

季節によって変わり、この日は海の日限定の2種類の御朱印がありました。

白山神社の海の日の2種類の御朱印

また夏限定の、海や金魚など涼しげなデザインの御朱印も。

白山神社の金魚の3種類の御朱印

白山神社の見どころ

白山神社の境内

縁結びや夫婦和合、歯痛平癒のご利益がある白山神社。神社には立派な鳥居にしめ縄、提灯も出ているのに、住宅街にあるので少し気づきにくいです。地域に馴染んだこじんまりした神社です。

白山神社の鳥居

鳥居をくぐった左手に手水舎があり、右側の水道は今時珍しい井戸水。

白山神社の手水舎

白山神社の3つのご利益

白山神社には「縁結び」「夫婦和合・家運繁昌・子孫長久（子孫繁栄）」「歯痛平癒」と、大きく3つのご利益があります。

白山神社のご利益の１：縁結び

白山神社は、縁結びの神さま「菊理比売（くくりひめ）」を祀っています。

白山神社の拝殿・本殿

「くくりひめ」の「くくり」が「くくる」となり、「くくる」ということは「結ぶ」ということから、縁結びのご利益があるとされています。

白山神社のご利益の２：夫婦和合・家運繁昌・子孫長久（子孫繁栄）

白山神社のご祭神である、伊邪那岐命（いざなぎのみこと）、伊邪那美命（いざなみのみこと）は、夫婦神です。

白山神社について

日本最初の夫婦とされ、夫婦和合・家運繁昌・子孫長久（子孫繁栄）のご利益があります。

白山神社のご利益の３：歯痛平癒

江戸時代中期、歯痛に苦しんでいた後桜町天皇が、白山神社の「神箸（長寿箸）」と「神塩」を歯につけたところ、歯痛が治ったと伝わっています。

開運厄除の「神箸（長寿箸）」と「神塩」は、授与所で授与されており、「神箸と神塩」を求めて、歯の病気で手術する人などが多く訪れるそうです。

開運厄除「神箸と神塩」

白山神社の末社

本殿の左手には、白山神社の末社「猿田彦大神」「白菊大神」「天満宮」があります。

白山神社の末社

猿田彦大神は導きの神、天満宮の菅原道真は学問の神です。中央の提灯に「稲荷大明神」とあるので、白菊大神は稲荷の宇迦之御魂大神で、農耕神・穀物の神です。

白山神社の由緒

平安時代末期の治承元年（1177）に、加賀（石川）白山の僧たちは願いを伝える為に三基の神輿を担ぎ都を訪れたが、願いは聞き入れられず、僧たちは神輿を放置して白山へ帰りました。僧たちが放置した神輿の一基を祀ったのが始まりです。

白山神社の由緒書き

白山神社のご祭神

ご祭神

菊理比売（くくりひめ）

伊邪那岐命（いざなぎのみこと）
伊邪那美命（いざなみのみこと）

白山神社の基本情報

名称（よみがな）

白山神社（はくさんじんじゃ）

住所

〒604-0943　京都市中京区麩屋町通押小路下る上白山町243

駐車場

なし

参拝・拝観時間

境内自由【社務所】09:00～17:00

参拝・拝観料

無料

公式ホームページ

なし

その他

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白山神社のアクセス

公共交通機関の場合

京都市営地下鉄「京都市役所前」下車、徒歩5分

京都市バス「京都市役所前」下車、徒歩3分

白山神社の地図