百姓から天下人に上り詰めた豊臣秀吉を祀っている豊国神社の総本社。国宝の唐門は、かつて豊臣秀吉の居城のひとつであった伏見城の城門を移築されたものといわれています。

境内には太閤ゆかりの遺品などが展示されている宝物館や、北政所（おね）を祀る貞照社、そして豊国神社の隣には豊臣秀吉が創建した方広寺もあります。

豊国神社のご利益

出世開運

ご祭神である豊臣秀吉は百姓から天下人になったことから、豊国神社は出世開運のご利益があるとされています。

豊国神社の授与品

豊国神社の「福寿ひょうたん守」

豊臣秀吉の馬印である、「ひょうたん」モチーフのお守りです。

福寿ひょうたん守

【初穂料】800円

豊国神社のおみくじ

干支おみくじ

かわいい干支の人形の中におみくじが入っています。

豊国神社の干支おみくじ

【初穂料】300円

4種類のおみくじ

天然石・運気上昇・金勝・ご縁と4種類のおみくじ

豊国神社のおみくじ

【初穂料】各300円

豊国神社の御朱印

中央には「関白」、右側には「壽比南山」、左側には「福如東海」と書かれており、「寿命も福も共に千人と同じように永く多かれ」という意味があるようです。

豊国神社のご朱印

【初穂料】300円
【場所】授与所
【受付時間】09:00～17:00

豊国神社の見どころ

国宝の唐門

拝殿と奥にある本殿には残念ながら行くことができません。豊国神社では、通常この唐門前で参拝する形です。唐門には鯉が滝登りをしている様子が彫刻されており、「登竜門（とうりゅうもん）」とも呼ばれています。

豊国神社の唐門

お正月の三が日限定で唐門が開門され、本殿前にて参拝できます。隣には秀吉の正室ねねを祀る貞照神社があり、一緒にお詣りすることができます。

門の両端には、千成ひょうたん絵馬がたくさんぶら下がっています。

千成ひょうたん絵馬

千成ひょうたん絵馬には住所・氏名年齢を記入し備え付けの袋に絵馬と奉納金500円を入れ木箱に入れます。翌朝には神職さんがお祓い・ご祈祷して上御宝前に一年間、奉掲してくださいます。

豊国神社の千成ひょうたん絵馬奉納の仕方

すぐお隣にある方広寺の鐘

こちらｈ豊臣秀吉によって創建された方広寺の鐘。この鐘には「国家安康」「君臣豊楽」の文字が刻まれています。文字は白く囲まれ、印がしてあるので探してみてください。

方広寺の鐘

豊国神社の由緒

慶長3年（1598年）に伏見城で死去した豊臣秀吉は、翌年に東山の方広寺の近くの阿弥陀ヶ峰（あみだがみねじょう）山頂に埋葬されました。その麓に廟所として社が建てられたことに始まりとされています。そして、同年に朝廷より豊臣秀吉に「豊国大明神」の神号が与えられ、社は「豊国神社」となりました。

豊国神社のご祭神

ご祭神

豊国大明神（とよくにだいみょうじん）

豊国神社の基本情報

名称（よみがな）

豊国神社（とよくにじんじゃ）

住所

〒605-0931 京都市東山区茶屋町530

駐車場

あり　無料／普通車15台

参拝・拝観時間

【参拝】自由／24時間可能

【社務所・授与所】受付時間／09:00～17:00

参拝・拝観料

境内自由、宝物館（大人：300円　高校・大学生：200円　小・中学生：100円）

公式ホームページ

Twitter：https://twitter.com/toyokunishrine

ご利益スポット名のアクセス

公共交通機関の場合

市バス｢博物館三十三間堂前｣徒歩5分

京阪本線「七条」徒歩10分

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