恵比寿神社(京都ゑびす神社)は、日本三大えびす神社の一つで「えべっさん」の名で親しまれている神社です。七福神ので唯一の日本人であるえびす様をお祀りしており、『十日ゑびす』には多くの参詣者でにぎわいをみせることで有名です。
その他、境内にはお賽銭を投げ入れる二の鳥居の運だめしや、参拝方法が珍しい2度のお詣り、財布塚と名刺塚など多くの見どころがあります。また京都ゑびす神社は都七福神巡りのご利益スポットです。
目次
京都ゑびす神社のご利益
- 商売繁盛・家運隆盛
- えびす様がお持ちのつり竿は笹であることから、笹は「吉兆笹」と言われ縁起物とされています。笹は節目正しく真直に伸び、弾力があり折れず、葉が落ちず常に青々と繁ることから商売繁盛・家運隆昌のご利益があるとされています。
- 旅行安全
- 建仁寺を建設した栄西禅師が、宋の国からの帰りに遭難しかかっているところを「えびす神」が助けてくれ、無事帰国することができたことから、旅行安全のご利益もあるとされています。
京都ゑびす神社の授与品
京都ゑびす神社のお守り
えびす大黒・えびす銭・えびす小判
ちょうどお財布に入る金色のお守り。商売繁盛のお守りですが金運もアップしそう!?
豆熊手・豆箕
恵美須様の顔が付いた、ミニチュアサイズの熊手と箕。恵美須様を身に着けたいなら。
鯛守り
恵美須様が釣り上げている鯛のお守り。願いが叶うめで”たい”お守りです。
京都ゑびす神社の御朱印
京都ゑびす神社の御朱印は、「ゑびす神」と墨書きされ中央には鯛の朱印が押されています。
【場所】授与所
【受付時間】9:00~16:30
京都ゑびす神社の見どころ
京都ゑびす神社は、西宮・大阪今宮神社と並ぶ日本三大えびすのひとつ。
商売繁盛の神社らしく、本殿の向かって左には大丸の白いちょうちんが、向かって右には高島屋の赤いちょうちんが奉納されています。
商売の神様えびす様
境内に入りまず出迎えてくれるのが、この満面の笑みのえびす様の像。右手に竿を持ち、左脇には釣った鯛を抱えています。
恵比寿さまは、釣った魚を物々交換でコメに変えるという商売の道をひらいた神様です。
二の鳥居の運だめし
京都ゑびす神社の二の鳥居にはえびす様の福箕(ふくみ)が飾られており、投げ入れたお賽銭が入ると願い事が叶うといわれます。1円や5円だと軽いので投げるなら10円がおすすめ。福箕の下の熊手も受け止めてくれるので、何度がチャレンジすれば入る!?
ちなみに十日えびすの日には、運だめしはできません。人が多くて危ないので、えびす様の福箕に白い布がかけられています。
京都ゑびす神社では二度お詣りする
一度目は拝殿正面で参拝をし、その後拝殿の左側面の戸板をコンコンして二度目のお詣りをします。
2度お詣りするのは、えびす様は長寿で晩年は耳が遠くなられたこともあり、肩をトントンして耳元で再度お願いごとを伝えるため。ノックするように優しくトントン叩いてお詣りしましょう。
格子の奥をのぞくとえびす様がいらっしゃいます。皆さんも是非のぞいて見てみてください。
古くなった財布と名刺を供養する『財布塚』と『名刺塚』
道路沿いの鳥居をくぐった境内すぐの右手奥にあるのが、『財布塚』と『名刺塚』。『財布塚』は松下幸之助が、『名刺塚』は吉村孫三郎が寄進したものです。商売繁盛のご利益がある神社だけに、商売に関連する財布と名刺を供養するために建立されました。
毎年9月の第四日曜日には、名刺感謝祭の神事がおこなわれます。古くなった名刺が神職の手により庭火で焚きあげられ供養されます。
縁固めのご利益がある小松天満宮
境内摂社の小松天満宮は「足止め天神」と呼ばれており、お参りすると家でした人が帰ってくるといわれています。
また大切な人が自分から離れないという「縁を固める」ご利益もあるとされ、昔から舞妓さんに信仰されてきたそうです。
京都ゑびす神社のイベント・行事
十日ゑびす大祭(通称 初ゑびす)
やはり恵美須神社といえば、えびす様のお誕生である1月10日を含む、1月8日~12日の5日間に渡り行われる商売繁盛のお祭りである『十日ゑびす大祭(通称 初ゑびす)』が有名。
初ゑびすでは、吉兆笹に商売繁昌や家運隆昌を祈願します。授与された福笹に、鯛や小判などの飾り物を買い付けます。笹は「節目正しく真直に伸び」「弾力があり折れない」「葉が落ちず常に青々と繁る」といったことから、家運隆昌や商売繁盛の象徴で縁起物とされています。
都七福神巡り
新年に七福神を祀る社寺をめぐる「都七福神巡り」。ゑびす神が祀られる京都ゑびす神社は、そのご利益スポットの一つです。
「都七福神巡り」専用の色紙に各所の御朱印をいただき、7つの福を集めます。本来は御朱印を集めて回るものですが完成品も販売されています。(写真は京都ゑびす神社に飾られた完成色紙。)
京都ゑびす神社の由緒
京都ゑびす神社は、建仁2年に臨済宗の祖である栄西禅師が、建仁寺建立にあたりその鎮守として創建されたのがはじまり。
応仁の乱で荒廃し、その後現在の地に再建されたといわれています。
京都ゑびす神社の基本情報
- 名称(よみがな)
- 恵比寿神社(えびすじんじゃ)
- 住所
- 〒605-0811 京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125
- 駐車場
- なし
- 参拝・拝観時間
- 09:00~17:00
- ご宝印受付時間/09:00~16:30
- 参拝・拝観料
- 無料
- 公式ホームページ
- http://www.kyoto-ebisu.jp/
京都ゑびす神社のアクセス
- 公共交通機関の場合
- 京阪電車 祇園四条駅下車 徒歩6分
- 阪急電車 河原町駅下車 徒歩8分
- JR・近鉄 京都駅下車⇒バス(17・205系統)で約10分⇒河原町松原バス停徒歩約5分
- 市バス(31・46・201・203・207系統など)で四条京阪前バス停徒歩約5分
京都ゑびす神社の地図
恵比寿神社(京都ゑびす神社)の口コミ
えびす神社で2回拝むのははじめて知った。今度チャレンジしてみます!
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