糺の森の南側から下鴨神社に向かう参道を入り、すぐ左手にあるのが河合神社。美麗の神を祀る下鴨神社の境内摂社です。手鏡形の絵馬に自分でメイクをして奉納することで、外見と内面共に美しくなれるよう祈願する美人祈願が女性に人気のご利益スポット。女性守護の神社とあって、お守りも持っているだけで女子力が上がりそうなほどかわいくて大人気。
かりんの美人水や御白石(おしらいし)など、美容のご利益で有名な神社ですが、他にも新生活応援の神様たちのお社や、サッカー関係者の信仰が厚い必勝祈願のお社もおすすめ。
目次
河合神社のご利益
- 美人祈願
- 河合神社のご祭神である神武天皇の母、玉依姫命(たまよりひめのみこと)は、玉の様に美しい事から美麗の神としての信仰が厚く、美人祈願のご利益があるとされています。
河合神社のお守り
河合社御守
下鴨神社にはレースのお守りがありますが、こちらの「河合社御守」は河合神社限定のお守り!
こちらもレースがあしらってあり、少し小さめのコロンとした形がなんとも可愛らしい。ゴールドの二葉葵がアクセントになった素敵な美麗祈願のお守りです。小さいので普段使っているメイクポーチに付けても可愛い。
御鏡守(みかがみまもり)
普段使っている鏡にご祭神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)さまのお姿を映し出し、身も心も美しくなるように願いを込めて鏡に映る自分の姿を見つめることで、光り輝く自分の本質に気づきましょう。
美志守
見た目の美しさよりも内面の美しさが大事!!シンプルなデザインでコンパクトなので、普段持ち歩くお財布やポーチに入れて持ち歩ける。
河合神社の御朱印
河合神社の御朱印は河合神社内の社務所でのみいただくことができます。御朱印は書置きのみとなります。
【場所】授与所
【受付時間】09:00~16:00
河合神社の授与品
河合神社限定で「御白せっけん」を購入することができます。ご神水を使用して作られた洗顔せっけん「美人さんは毛穴なしくすみなし」。
お土産とかにも喜ばれるかも!
河合神社の見どころ
河合神社は、鴨河合坐小社宅神社(かものかわあいにますおこそやけのじんじゃ)と号する下鴨神社の第一摂社です。
下鴨神社について詳しくは以下記事にて。
ご祭神は、初代神武天皇の母神である玉依媛命(たまよりひめのみこと)。日本第一美麗神と呼ばれるご祭神にあやかり、美しくなりたい女性に大人気の神社。
手水舎で身を清めてから参拝します。屋根の苔と草が何とも言えない。
手水舎は二か所あります。こちらも苔の生え具合に味があります。苔好きの人にはうれしいかも。
拝殿に向かって右側に、ご神鏡と御白石(おしらいし)があります。素通りしてしまわないように気をつけて!!!
鏡に自分の姿を映し祈願し、その前に置かれている御白石に触れ、その後に自分の顔に触れてると白く澄んだ美しい肌になれると言われています。ぜひ触っておきましょう。
自分でメイクする「鏡絵馬」の奉納
参拝が終わったら、お待ちかねの「鏡絵馬」。手鏡の形をした絵馬には顔が描かれています。
この鏡絵馬を自分の顔に見立てて、自分が普段使っているメイク道具で化粧をし、裏面にはお願い事を書きます。
メイクを施す時はこちらの鏡絵馬の化粧室で。化粧品を持ってない場合でもカラーペンが置いてあるので、そちらで書くことができます。
願いを込めて鏡絵馬の奉納場所に奉納。個性たっぷりの様々な鏡絵馬が奉納されています。
カリン美人水と美人氷で美しくなろう!
そしてさらなる美しさを求めて天然はちみつとかりん、御神水でつくられた美人水をいただきます。かりんは下賀茂神社の「かりんの庭」に実ったもの、かりんには、綺麗で若々しい肌をつくる効果があります。アンチエイジングですね。
夏季限定のかりん美人水のフローズンをいただきました。お味は、とっても上品なお味でした。ほのかにかりんが口の中に漂う感じです。
水の神を祀る「貴布禰(きふね)神社」
こちらは、水の神である高籠神(たかおかみのかみ)が祀られている貴布禰(きふね)神社。
京都の北にある貴船神社は、この貴布禰(きふね)神社の総本宮です。貴船神社のご祭神も水の神「高籠神」。鴨川でつながっています。
導きの神を祀る「任部社(とうべのやしろ)」
任部社のご祭神八咫烏命(やたがらすのみこと)は、日本を統一した神武天皇のもとに使わされた3本足のカラスの神で、大和の橿原まで神武天皇の道案内をした言われており、八咫烏命は「導きの神」として信仰があります。
日本サッカー協会は、八咫烏をシンボルマークにしていることもあり、サッカー関係者が必勝祈願で訪れることが多いお社です。お社にはサッカーボールが奉納されています。
任部社には、必勝祈願の幟(のぼり)があり、裏面に願事を書いて奉納します。
試合前に必勝祈願の幟(のぼり)を奉納し、八咫烏色の黒色の任部社守を持っていざ出陣!
任部社のお守りもあります。八咫烏のお導きがありますように。
新生活応援の神様達をお祀りする「六社」
六つのお社が一つにまとまって祀られている、六社(むつのやしろ)には衣食住の守護神が祀られていて、新生活・生活守護のご神徳があります。生きていく上で大切なことばかりなので、は、河合神社へ行ったら六社にも参拝してみてはいかがでしょうか。
【六社とご祭神】
- 諏訪社(すはしゃ)
- ご祭神:建御方神(たけみなかたのかみ)
- 衢社(みちしゃ)
- ご祭神:八衢毘古神(やちまたひとのかみ)・八衢比売神(やちまたひめのかみ)
- 稲荷社(いなりしゃ)
- ご祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
- 竈神(かまどのかみ)
- ご祭神:奥津日子神(おくつひこのかみ)・奥津比売神(おくつひめのかみ)
- 印社(いんしゃ)
- ご祭神:霊璽(れいじ)
- 由木社(ゆうきしゃ)
- ご祭神:少彦名神(すくなひこなのかみ)
六社の神々は以下をサポートしてくださいます。
- 何事にもチャレンジできるように!
- 人生の選択を間違えないように!
- お金に困らないように!
- あやしい契約をしないように!
- 病気にならないように!
六社祈願札(500円)は、新社会人や新学年の学生さんなど新生活を迎える人や、これから新しい生活を迎えるご家族がいる方におススメのお札です。
三井社
2つの鳥居の間にある三井社は、ついつい見逃してしまいそうな場所にあります。
三井社のご祭神は、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと・中社)伊賀古夜媛命(いがこやひめのみこと・東社)玉依媛命(たまよりひめのみこと・西社)のご一家が祀られています。
河合神社の由緒
河合神社が創建された年は定かではなく、神武天皇の頃と伝えられています。河合神社の正式名称は、鴨河合坐小社宅神社(かものかわあいにますおこそやけのじんじゃ)で、「小社宅(こそべ)」は「日本書紀」に「社戸」とも読まれ、本宮の下鴨神社の祭神と同じ神々の意とされています。明治10年(1887)に下鴨神社の第一摂社となりました。
河合神社のご祭神
- ご祭神
- 玉依姫命(たまよりひめのみこと)
河合神社の基本情報
- 名称(よみがな)
- 河合神社(かわいじんじゃ)
- 住所
- 〒606-0807 京都市左京区下鴨泉川町59
- 駐車場
- あり
- 参拝・拝観時間
- 【社務所・授与所】受付時間/09:00~16:00 【開閉門時間】06:30~17:00
- 参拝・拝観料
- 無料
- 公式ホームページ
- https://www.shimogamo-jinja.or.jp/bireikigan/
河合神社のアクセス
- 公共交通機関の場合
- 市バス「下鴨神社前」下車、徒歩5分
- 京阪電車「出町柳駅」下車、徒歩10分
河合神社の地図
河合神社の口コミ
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