首途八幡宮は源義経ゆかりの神社で、「首途(かどで)」とは「出発」の意味。源義経が武勇の上達と道中の安全を祈願したことから、旅立ちや旅行安全のご利益で有名な神社です。
また、首途八幡宮は桃の名所でもあり、1本の木に赤と白、赤白が混ざった3色の花を咲か咲かせる「源平枝垂れ桃」という珍しい品種の桃が参道脇やお社の周辺で見られます。薄紅色の花を咲かせる「紅枝垂れ桃」も境内を華やかに彩ります。
目次
首途八幡宮のご利益
- 旅立ち・旅行安全
- 源義経が奥州平泉に行く道中の安全を祈願して出発したといわれており、特に旅立ち、旅行の安全のご利益があると言われています。
首途八幡宮のお守り
旅行安全御守
青地に緑と赤で地球が刺しゅうされています、裏には住所・氏名が記入できるようになっています。
首途八幡宮御守
八幡神の神使の鳩の金色の刺しゅうがされています。
旅行・交通安全ステッカー
キャリーバッグ・車・バイクに貼れるステッカー。
首途八幡宮のおみくじ
拝殿前に置いてありますので、初穂料をお賽銭箱に入れて頂戴します。
首途八幡宮の御朱印
御朱印は書置きタイプで、お賽銭箱に初穂料を入れて頂戴します。
【場所】本殿前
【受付時間】09:00~17:00
首途八幡宮の見どころ
一の鳥居から真っ直ぐ伸びた参道
首途八幡宮の一の鳥居は、智恵光院通りに面しています。
一の鳥居からまっずぐ伸びた参道は二の鳥居まで続いており、参道の両脇には狛犬が鎮座しています。
右が阿吽の「阿」の狛犬、左が「吽」の狛犬ですね。阿吽の呼吸でお社を守護。二の鳥居までには「源義経奥州首途之地」と彫られた石碑があります。源義経がわずか16歳で武勇の上達を願い、この地から奥州へ旅立ったそうです。
首途八幡宮は桃の花の名所で、3月下旬から4月上旬ごろには「源平枝垂れ桃」「紅枝垂れ桃」という桃が可愛らしい花を咲かせ、参道や境内を彩ります。「源平枝垂れ桃」は1本の木に赤と白、赤白が混ざった3色の花を咲かせる珍しい品種です。
隣にある桜井公園ではしだれ桜も見ることができます。
二の鳥居の先から参道は二股に分かれます。
二股に分かれる参道と二つのお社
二の鳥居をくぐってすぐの鉄の門には神の使いの鳩が!
二の鳥居をくぐると左手に首途八幡宮の手水舎があります。
水の出口は「八幡宮」の神の使い鳩、鳩の口からお清めの水が出ています!
そして先で二手に参道が分かれます。
左の石鳥居が首途八幡宮、右の赤い鳥居が弁財天のお社です。
石段を登ると首途八幡宮の本殿があります。階段は長くないのですぐに本殿に辿り着きますよ♪
本殿に到着です。本殿周辺も3月下旬から4月上旬は梅が綺麗です。
首途八幡宮のイベント・行事
義経首途祭(よしつねかどでさい)
源義経が、陸奥国の黄金で長者になったという伝説的な人物、金金売吉次(かねうりきちじ)に従い、首途八幡宮にて道中の安全を祈願し、奥州を目指し旅立った。この由緒にちなんで、源義経の御霊和め(みたまなごめ)の神事が行われます。
また、売吉次の徳にあずかり「金運開運特別祈祷」が行われます。金運開運遮那王のお守りや金箔入りの昆布茶などが振舞われます。
首途八幡宮の由緒
大内裏の北東に位置するため王城鎮護の神とされ、もとの名を「内野八幡宮」といい、宇佐八幡宮を勧請したのが始まり。かつてこの地に金売吉次の屋敷があったと伝えられ、源義経が奥州平泉に赴くに際し、道中の安全を祈願して出立したといわれる。「首途(かどで)」とは、「出発」の意味で、以来この由緒により「首途八幡宮」と呼ばれるようになった。この故事により、特に旅立ち、旅行の安全の信仰を集める。
首途八幡宮のご祭神
- ご祭神
- 誉田別尊(応神天皇)ほんだわけのみこと
- 比賣大神 ひめおほかみ
- 息長帯姫命(神功皇后)おきながたらしひめのみこと
首途八幡宮の基本情報
- 名称(よみがな)
- 首途八幡宮(かどではちまんぐう)
- 住所
- 〒602-8445 京都市上京区桜井町102-1
- 駐車場
- なし
- 参拝・拝観時間
- 【社務所・授与所】受付時間/09:00~17:00
- 参拝・拝観料
- 無料
- 公式ホームページ
- http://www.nishijin.net/kadodehachimangu/
首途八幡宮のアクセス
- 公共交通機関の場合
- 市バス「今出川大宮」下車、西へ徒歩5分
首途八幡宮の地図
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