京都の縁結びのご利益で有名な「地主神社」は、清水寺の敷地内にある見どころの多い恋のパワースポット。江戸時代にも人気だった「恋占いの石」では、今も縁結びや恋愛成就を願う人達で賑わいます。
素敵な人との出会いや好きな人と結ばれたいと願う女性は、恋占いおみくじで大吉を引き、恋の願かけ絵馬やえんむすび守りでご縁をたぐり寄せましょう!また、地主神社はカップル向けのお守りもあり、カップルでの参拝もおすすめです。
目次
地主神社のご利益
- えんむすび
- 地主神社のご祭神である大国主命(おおくにぬしのみこと)は、白兎(シロウサギ)を助け美しい姫と結ばれたことから、縁結びのご利益があるとされています。
地主神社のお守り
地主神社のお守りは恋愛、受験、健康、金運など多くのお守りがあります、あなたの状況にあったお守りがきっと見つかります!
えんむすびお守り「キューピッド」
出会いのない人、恋のチャンスに恵まれるよう祈願されたお守り。長いチェーンが付いているので首からかけておいてもよし、キーホルダーにして身に付けるもよしです。
地主神社のお守りは通販でも買うことができます。
地主神社のおみくじ
恋占いおみくじ
大吉はおみくじを持ち帰り大凶は絶対に結んで帰るなど細かく書かれています!
地主神社の御朱印
※地主神社では御朱印の授与はありません。
地主神社の見どころ
地主神社は縁結びで有名なだけあって、恋愛に関する見どころが多く正に恋のパワースポットです!
地主神社の行き方
地主神社は、清水寺の敷地内にあります。
有名な清水の舞台を出てすぐ左に、地主神社の鳥居が見えます。
地主神社自体は無料ですが、清水寺に入るのに拝観料が必要です。(大人400円)
清水寺の詳細や見どころは以下記事にて。
地主神社の手水舎と恋の願かけ絵馬
平成17年10月に新しくなった地主神社の手水所です。柄杓に、「良縁」「恋」などそれぞれ違う文字が書かれているのが特徴的。どの柄杓にするか迷ってしまいますが、やっぱり乙女たちは「恋」か「良縁」が人気なのでしょうか?
手水所から奥に進むと地主神社の扁額が掛かったお社がありました。本殿は別にありますがここにも忘れずに手を合わせましょう!!!
恋の願かけ絵馬がたくさん奉納されています。
栗光稲荷(くりみついなり)
商売繁盛・家内安全・開運招福の守り神を祀っている栗光稲荷社。
地主神社は縁結びで有名ですが、栗光稲荷は商売をされている人からの信仰が厚いお稲荷さん!
良縁大国さまの契(ちぎ)り糸
手水所の横には幸せを授けてくださる良縁大国さまが!「契(ちぎ)り糸」という紅白の糸を大国さまに結びえんむすび祈願をします。
良縁に恵まれたい女性は、赤色の紙に名前を書いて白い紙に「良縁祈願」など一言書きます。男性は逆で白い紙に名前を書き、契り糸をにこにこ笑顔の良縁大国さまに結びましょう。
ラブラブカップルさんは、紅に女性、白に男性の名前を書き込み2つの紙の糸をぎゅーっと結んだ上、さらに良縁大国さまに契り糸をぎゅっと結びつけましょう。にこにこ笑顔の良縁大国さまが絆を強くしてくださることでしょう♡
時間:16:00終了
重要文化財の拝殿と本殿
まずは本殿にお参りしましょう!主祭神である大国主命、縁結びの神様が祀られています恋占い石の前にしっかりご挨拶しましょう。鈴のところの紐がリボンに結ばれていますので鈴は鳴らせません。
本殿の向かいにあるのが拝殿です。拝殿の天井には、毎晩乾いた喉を潤しに音羽の滝に出かけるという伝説のぬけ出す龍の絵が!
ちょっと覗きこんでみてください。龍に睨(にら)まれますよ。どの角度からにても睨んでいるようにみえるから「八方にらみの竜」とも呼ばれています。
拝殿ではお守りや恋占いのおみくじも授与されています。
縄文時代の石「恋占いの石」
地主神社と言えばこの「願掛けの石」が有名ですね。目をつぶって反対側の石へ辿り着くことができれば、あなたの恋の願いが叶うと言われている「恋占いの石」。この願掛けは江戸時代の人々にも大人気だったんですよ!恋占いの石は縄文時代からあって数々のご縁を見守ってきましたお石さま。
石から石までの距離は約10メートル!片方の石の前に立ち目を閉じて恋の願いを心の中で唱えてスタート。
- 1度で辿り着けた人:恋の願いが叶うのはもうすぐ
- 2.3回で辿り着けた人:恋の願いが叶うには少し時間がかかりそう
- 人のアドバイスを借りて辿り着けた人:恋の願いは人の助けを借りて叶う
日本人だけでなくブロンズヘアのお姉さんたちも目をつぶって石から石へ歩を進めます!
乙女が良縁を願うのは万国共通なんでしょうね!
京都で恋愛成就・縁結びのご利益があるスポット特集はこちら↓
人形を水にとかして厄払い
祓戸大神は、厄や悪運を祓い活力を与えてくださる神様。厄除大国さまが手にしている水晶に軽く指で触れ、開運を祈願して大国さまの横にある祓串(はらえぐし)を左右左と振り自身でお祓いをします。
自分で祓串(はらえぐし)を振る体験はなかなかできないいい体験になりますね!神主気分でお祓いをしてみましょう♪
お祓いが終われば、人を形どった紙に名前や悩みを書き、3回息をふきかけ身代わりとして水にとかします。
奈良時代から宮廷でも行われていたお祓いの儀式!厄が流され活力が湧いてくる人形祓い。
人形祓いは重要文化財の総門のところにもあります。
時間:16:00終了
銅鑼(ドラ)を叩いて幸福祈願
本殿の横には、叩いて祈願する幸福祈願所があります。清らかな音色を鳴らせると神さまに願いが届きます!えんむすびと幸福を祈願するには、銅鑼(ドラ)の真ん中を手で三回鳴らし願い事をします。
銅鑼の余韻が長ければ長いほど、神さまにあなたの願いが届き、音が小さかったりぜんぜん響かない場合は、神さまを敬う心や、良縁に巡り会うための努力が足りない可能性が・・・。
銅鑼(ドラ)の音には、悪霊を祓う力がありますので、是非叩いておく事をおススメします。
好きなとこ撫でて「撫で大国さん」
芸能・知恵・勝運の神様、太田大神を祀られています。
大国さんの好きなところ願いを込めて撫でて!所願成就のご利益があります。
こずちを撫でると良縁・開運・厄除けのご利益など場所によってご利益が違います、病気回復を願う人は病のある所を撫で撫で撫で撫で。
撫で大国さまの後ろに黒い本家がいるのが気になりますね。
徳の高い不思議な「水かけ地蔵さま」
境内の端に隠れるようにいらっしゃるお地蔵さま。
「水かけ地蔵さま」は近年まで長い間、地主神社の地中にて修業をされていたとのこと。不思議な力で願いを叶えてくださる徳の高いお地蔵さまに水をかけてからお願いをします。
一願成就のおかげ明神といのり杉(のろい杉)
どんな願いも一つだけならおかげ(ご利益)をくださる「おかげ明神さま」。特に女性の守り神として信仰が厚く、悪縁を切って良縁をいただける霊験あらたか神様が祀られています。
おかげ明神の裏には地主神社のご神木「いのり杉」かつては「のろい杉」と言われていたことも。このご神木には、「丑の刻参り(うしのときまいり)」にきた女性が、五寸釘で藁(わら)人形を打ちつけて憎い相手を呪っていたのです。そのため「のろい杉」と言われていたというわけです。ご神木には今も多くの藁人形が打ちつけられていた痕跡が生々しく残っています。
そもそもの「丑の刻参り」は、ご祭神が丑年丑月丑日丑刻に国土豊潤のため降臨される時に心願成就に訪れたのが始まりで、本来は「いのり杉」で、呪うために訪れていたわけではありません。
江戸時代に五寸釘で藁人形を打ち込んで呪うスタイルの「丑の刻参り(うしのときまいり)」が女性の間で流行り、ご神木が痛々しいお姿に。しかし室町時代になると悪縁を断ち、良縁(おかげ)がいただける、霊験あらたかな神さまとして女性からの厚い信仰を受けるようになりました。
人を呪っても幸せにはなれないということで、良縁をいただきにくる人が増えたんでしょうか!?
地主神社の由緒
創建年代は神代(かみよ:日本建国以前)とされ、あまりの昔のことで詳細は不明。かつては清水寺の地主権現堂といわれており、八坂一帯の産土神として崇敬されたが、1869年の神仏分離令後、清水寺から独立し地主神社と改名。現在の社殿は1633年(寛永10年)、徳川三代将軍家光公により再建されたもの、社殿と境内地全域が国の重要文化財に指定され、1994年には世界文化遺産に登録された。
地主神社のご祭神
- ご祭神
- 大国主命(おおくにぬしのみこと)
地主神社の基本情報
- 名称(よみがな)
- 地主神社(じしゅじんじゃ)
- 住所
- 〒605-0862 京都市東山区清水一丁目317
- 駐車場
- なし
- 参拝・拝観時間
- 【社務所・授与所】受付時間/09:00~17:00
- 参拝・拝観料
- 無料 ※清水寺内にあるため清水寺の参拝料が必要(大人:400円、子供:200円)
- 公式ホームページ
- https://www.jishujinja.or.jp/
地主神社のアクセス
- 公共交通機関の場合
- 市バス「五条坂」下車、徒歩約10分
- 市バス「清水道(きよみずみち)」下車、徒歩約10分
地主神社の地図
地主神社の口コミ
こいうらないのいし、やってみたいです!
好きな人と付き合えますように。(私の願いです)にっこり
さすがに清水寺とはうってかわって若い子ばかり。たくさん見どころがあって若い子には楽しい神社なんだと思う。
おじさんは恋占いすることもなくお仕事のご縁を祈願しておきました。
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