京都市上京区にある、達磨寺(だるま寺)と呼ばれる法輪寺。その名の通り、境内の達磨堂には大小様々な約8,000体ものダルマが奉納されており、とても縁起の良いお寺として有名。
また、本堂の「無尽庭(むじんてい)」には、四季折々に美しい景色が楽しめる庭があり、特に秋は紅葉の穴場スポットでもあります。だるまさんにあやかって、転んでも起き上がれる「七転八起」の不屈の精神のご利益をいだだきに、お参りしてきました。
目次
達磨寺のご利益
- 厄除・開運
- 達磨と言えば七転八起。転んでも立ち上がる不屈の精神で、厄除け開運のご利益があるとされています。
達磨寺のお守り
七転八起 福だるま御守
失敗してもくじけず立ち上がり夢を追いかければ願いが叶えられるストラップ型お守りです。
八福達磨巾着守
巾着の中に入っている八体の小さな福達磨が福を迎えて入れてくれるお守り。
福ダルマ御守
ダルマのお腹部分に「福入」と書かれたストラップと豆ダルマのセット、豆ダルマはお財布に!ダルマが黒くなると黒字に!金運UP!
達磨寺のおみくじ
おみくじダルマ
中におみくじが入っています。ダルマは縁起物なので持ち帰って部屋に飾るもよし!
達磨寺の御朱印
達磨寺の御朱印は書置きで、沢山の御朱印がファイルしてあり、その中から好きな御朱印を選ぶことができます。同じものはない唯一無二の御朱印。
選べる御朱印のファイルは3冊もあるので、どれにしようかと迷い、決断力がないとなかなか決まらない。
【場所】授与所
【受付時間】09:00~16:30
達磨寺の見どころ
だるまのモデルとなった達磨大師は、6世紀前半にインドから中国に禅を伝えた実存していた人物です。達磨大師は中国の山深い洞窟で、9年間も壁に向かって坐禅を続け、手足が腐ったという伝説があることから、「だるま」は手足がない丸いスタイルになったようです。
だるまだらけの「起き上り達磨堂」
達磨寺の「起き上り達磨堂」は約8,000もの「だるま」が祀られているお堂です。達磨堂は、終戦後当時の和尚が、達磨大師の不屈の精神にあやかり建立されたもの。
お堂の入口の上の額には、転んでも立ち上がる不屈の精神を表す「七転八起」の文字が掲げられています。
達磨堂に入るとすぐに、お賽銭箱というかお賽銭預かり担当のだるまさんが!見落としがちですがお腹に「おさいせん」と書いてあります。
お堂内は大小様々な達磨でぎっしり!こんなにたくさんのだるまを見たのは初めてです。
たくさんのだるまの間を進んで行くと達磨大師様が!御信言「おんだーまそわか」。
達磨堂では天井を見上げて見てください。天井に達磨大師のお顔と「不識(ふしき)」の文字。不識は知らないという意味で、かつて中国の皇帝に何者なのか尋ねられた際、達磨大師の答えは一言「不識(ふしき)」だったそうです。
衆聖堂
衆聖堂の一階には木造の達磨像、十六羅漢木像が祀られ、二階には桃山時代の等身大の金箔等身寝釈迦木像、仏涅槃木像が祀られています。またキネマ殿には映画界で功績を残した人達、英霊殿には南太平洋方面の戦没者の位牌が祀られています。
中には木造の達磨像、十六羅漢木像が祀られています。
巨大なだるまがどーんとお出迎え、奥の天井から吊られているだるまの提灯がちょっと縦長でおもしろい。そして衆聖堂の一階の天井にも巨大なだるま絵が。(写真は見やすく逆さまにしています。)
達磨大師と「不倒(ふとう)」の文字。読んで字のごとく、決して倒れないという意味。だるまは必ず起き上がります。
本堂と無尽庭
本堂にはご本尊の釈迦如来が祀られていますが、ここもだるまのオンパレードです。本堂には十牛の庭や無尽庭があり秋は紅葉が美しいスポットです。(写真はありません)
境内のだるま
だるま寺の境内にはたくさんのだるまと達磨大師が!
だるま寺の瓦は達磨。
達磨大師!?のような形の石に石製のネックレスのようなものがかけられています。
色々なところに隠れだるまがあるので探してみてください。
達磨寺のイベント・行事
節分大祭
節分大祭の期間は境内が縁起物のだるまで埋め尽くされ、住職によるだるま説法、ハト茶無料接待、福引券付き福豆などが行われます。
節分会限定の御朱印も授与されています。
2/2・・・8時~21時
2/3・・・8時~21時(20時より豆まき)
2/4・・・9時~12時(午前中のみ)
達磨寺(法輪寺)の由緒
法輪寺は300年前、萬海禅師が同郷の荒木光品居士の帰依寄進を受け、大愚宗築禅師を勧請開山として開かれた禅寺です。創建当時は、三蔵院法輪禅寺と称しました。
同寺が通称達磨寺として親しまれているのは、第10代の後藤伊山和尚が、太平洋戦争敗戦の国土・人心荒廃する日本の復興を祈念して達磨堂を建立したのがはじまり。禅宗初祖菩提達磨禅師の七転八起の精神にあやかり、起き上がり・忍苦・不倒の教えのシンボルとして多くのだるまが境内に奉納されています。
達磨寺(法輪寺)のご本尊
- ご本尊
- 釈迦如来
達磨寺(法輪寺)の基本情報
- 名称(よみがな)
- 達磨寺・法輪寺(だるまでら・ほうりんじ)
- 住所
- 〒602-8366 京都市上京区行衛町457
- 駐車場
- あり/約10台 無料
- 参拝・拝観時間
- 【社務所・授与所】受付時間/09:00~16:30 ※16:00受付終了17:00閉門(冬季は16:30)
- 参拝・拝観料
- 本堂庭園・衆聖堂(大人300円、中高生200円、小学生100円)※境内・達磨堂は無料。
- 公式ホームページ
- http://www.darumadera-kyoto.jp/
達磨寺(法輪寺)のアクセス
- 公共交通機関の場合
- 市バス 「西ノ京円町」下車、徒歩5分
- JR山陰線「円町」下車、徒歩7分
達磨寺(法輪寺)の地図
御朱印帳専門店「京都ごりやく堂」
大人かわいい御朱印帳からおしゃれな和小物まで、御朱印巡りが楽しくなるようなアイテムを豊富に取り揃えています。