七福神唯一の女神さまで、水を司る弁財天が祀られている六波羅蜜寺。金運・財運のご利益がすごいと有名な、『銭洗い弁財天』にはお金を洗い金運アップを祈願します。その他、回してお願いをする『一願石』や、怖いぐらい当たってしまう手書きの『開運推命おみくじ』など、六波羅蜜寺にはみどころがたくさんあります。
また、教科書でおなじみの口から6体の仏が飛び出す『空也上人立像』や『平清盛坐像』などの重要文化財、国宝の『十一面観音立像』など数多くの名宝を所蔵していることでも有名です。
目次
六波羅蜜寺のご利益
- 金運アップ
- 六波羅蜜寺に祀られている「弁財天」は、本来「弁才天」と書き、「才」が「財」の音に通じることから「弁財天」とし、日本では財宝神としてお祀りされています。境内には、お金を洗い清めることで金運・財運のご利益を授かる「銭洗い弁天様」も。
- 勝ち運
- 平家討伐に向かう源義経が、六波羅蜜寺にある不動尊に水を掛けて勝ちを祈願し勝利したことから、勝ち運のご利益があると言われています。
六波羅蜜寺の授与品
六波羅蜜寺のお守り
結縁御守
木札に名前と願い事を書いて境内の納め所に納めます!
弁財天お守り・勝お守り・七福神お守り
写真左は福徳自在の『弁財天お守り』。弁財天のご利益を受ければ、財産や幸せに恵まれます。これさえあれば人生バラ色ですね。
写真中央はすべてに打ち勝つ『勝お守り』。厄に打ち勝ちたいたい方、病に打ち勝ちたい、自分に打ち勝ちたいなど何かに打ち勝ちたい方必見。
写真右は福を迎える『七福神お守り』。七福神唯一の女神である弁財天が祀られた六波羅蜜寺は都七福神のご利益スポットでもあります。
結びお守りと夫婦円満お守り
その他にも以下のお守りもありました。
二つで一つのとてもかわいい結びお守り。白色のお守りの後ろには「夫」、赤色のお守りの後ろには「婦」の文字。二つ合わせて「夫婦」になる二つで一つの夫婦円満お守り。
清めの塗香(ずこう)
心身の浄化・リラックスに効果のある塗るお香。
六波羅蜜寺のおみくじ
弁財天さま・なで牛のおみくじ
可愛らしい弁財天さまとなで牛のおみくじ、中におみくじが入っています。
六波羅蜜寺の御朱印
六波羅蜜寺の御朱印は代表的なものや、弁財天さんなど何種類かあります。「巳の日」限定で、弁財天の御朱印に金色の福寿弁財天特別印をもらうことができます。
【場所】授与所
【受付時間】08:00~17:00
六波羅蜜寺の見どころ
怖いほど当たる開運推命おみくじ
怖いほど当たることで有名な、六波羅蜜寺の「開運推命おみくじ」。このおみくじは旧暦なので、今年の2月4日~翌年2月3日までが対象です。そして、13歳未満と88歳以上の人はこのおみくじは残念ながらありません。
ちなみに2月4日以降のおみくじは、毎年12月20日頃から授与が開始されます。
まず、本堂にあがり青色のファイル「推命おみくじ年表」で自身の番号を調べます。
調べ方は、生年月日と性別で調べていきます。番号がわかったら、その番号を窓口の方に伝え、該当する手書きのおみくじをもらいます。
毎年もらっていますが、それなりに毎年あっている気がします、、、。今回は翌月に引っ越しが決まっていたのですが、いただいたおみくじには「住居の充実に出費があります」と書かれていたので驚きました。
内容にかかわらず、日頃から陰徳を積んでいれば、運気低迷を乗り越えることができるので、内容があまり良くなくても気にしすぎないようにしましょう!
諸事情で六波羅蜜寺に行けない人に朗報、「開運推命おみくじ」を郵送してもらうことができます。詳しくは六波羅蜜寺の公式HPをご覧ください!
銭洗い弁天様でお金を清め金運アップ!
六波羅蜜寺には銭洗い弁天様がおられ、お金を洗って清め祈願することで金運を授かります。
こちらが銭洗い弁天さまです。やってみました。
私たちは、10円玉と5円玉を洗って清め、10円玉を納め5円玉を包んで持ち帰ることにします。お作法を守ってお金を洗って清めます。
清めたお金のうち10円玉の方は銭洗い弁天さまにお賽銭として供えます。
こちらが金運お守り。志納金は600円。
購入したお守りの袋の中にお清めした5円玉を入れ、これを家に持ち帰って大切に置いておきます。
元々入っていたお守りは、肌身離さずもっていることで金運を授かります。
黄金に輝く金運・財運の神、弁財天さま
弁財天さまにお参りするのは、特に「巳の日」がいいといわれています。弁財天さまの遣いとされるヘビが弁財天さまへ願いを届けてくれる特別な日で金運・財運に恵まれるやすいとされています。
12日ごとに巳の日は訪れます!さらに縁起の良い日とされている「己巳の日(つちのとみのひ)」は60日にごとに訪れます。
こちらが絶世の美女といわれている弁財天さまです。七福神で唯一の女神で、水を神格化したものであり、金運・財運の神。
七福神の一人「弁財天」を祀る六波羅蜜寺は、都七福神めぐりの一つに指定されています。
都七福神めぐりについて詳しくは以下記事にて。
その他境内の見どころ
くるくる回す「一願石」
祈りを込めながら石をくるくる回す珍しい『一願石』。金の文字を目印に、祈りこめて手前に三回まわします。しっかり願いを考えてから回しましょう。隣でご本尊である十一面観音さまが見守ってくださっています。
勝祈願の水掛不動尊
平家討伐に向かう源義経が、こちらの不動尊に水を掛けて勝ちを祈願したと言われています。
平清盛公の塚
平安後期、清盛の父・忠盛が境内に自軍を駐留させたことから平家の拠点となった六波羅蜜寺。六波羅蜜寺の周辺には、平家一門のお屋敷・邸宅が5,200も立ち並んでいたと言われています。平安末期の兵火により本堂以外は焼失しました。
境内には供養塔の平清盛公の塚があります。
首から上だけの仏像
なぜ首だけなのか謎。謎。謎。
願いのこもった願い石
「頭が良くなりますように」「志望校に合格しますように」などの願い事の書かれた石がたくさん。
ここに入れると願いが叶うのでしょう!ペンなどは置いてなかったので、事前に石に願い事を書いてもってきましょう。
みんなの人気者なで牛さん
六波羅蜜寺にもなで牛さんがあります。自身の体のつらいところをなでなでしましょう。
無事に帰れるようにとのお心遣い
看板の右下にかえるさんがいます。ここで自宅まで「無事かえる」ことを願います。
六波羅蜜寺の由緒
天暦5年(951)醍醐天皇第二皇子光勝空也上人により開創され、当時京都で流行っていた悪疫退散のため、空也上人が十一面観音像を刻み、御仏を車に安置して市中を曵き回り、青竹を八葉の蓮片の如く割り茶を立て、中へ小梅干と結昆布を入れ仏前に献じた茶を病者に授け、歓喜踊躍しつつ念仏を唱えてついに病魔を鎮められたという。
六波羅蜜寺のご本尊
- ご本尊
- 十一面観音像
六波羅蜜寺の基本情報
- 名称(よみがな)
- 六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)
- 住所
- 〒605-0933 京都市東山区五条通大和大路上ル東
- 駐車場
- なし
- 参拝・拝観時間
- 【社務所・授与所】受付時間/08:00~17:00
- 参拝・拝観料
- 無料
- 公式ホームページ
- https://rokuhara.or.jp/
六波羅蜜寺のアクセス
- タクシーの場合
- 京都駅から約10~15分
- 公共交通機関の場合
- 京都市バス 京都駅 206 系統 清水道下車 徒歩7分
- 京阪電車 清水五条駅下車 徒歩7分
- 阪急電車 河原町駅下車 徒歩15分
六波羅蜜寺の地図
六波羅蜜寺の口コミ
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