御霊神社(通称:上御霊神社)は、平安時代に無実の罪で亡くなった崇道天皇(早良親王)のお心を鎮めるために創建された神社です。その後、不運な最後を遂げた人たちの魂をお祀りし、お心を鎮める「鎮霊(こころしずめ)の社」、「心鎮め神社」と呼ばれるようになりました。日々のストレスや人間関係でのイライラからぬけだし、心穏やかに平穏な日々を送りたいと願う人達が訪れる神社が御霊神社です。
毎年5月1日から18日にかけて行われる御霊祭は、こどもみこしや露店が並び、1,100年以上も続く由緒あるお祭り。また御霊神社は応仁の乱発祥の地といわれています。
目次
御霊神社のご利益
- 心しずめ
- 御霊神社は、無実の罪で亡くなった人や不運な最後を遂げた人たちの「魂を鎮める場所」として建てられたことから、「心しずめ」のご利益があるとされています。
御霊神社のお守り
こころしずめのお守り
写真下段の左から2つ目のやさしい緑色のお守りが「こころしずめのお守り」です。不安、ストレス、そして怒りの感情は強い負のパワーのため、どんなことがあっても常に平常心を保てるように守ってくれるお守り。
お守りには、唱えることで心が鎮まる大祓詞(おおはらえことば)が付いています。大祓詞は「罪」「穢れ」を祓う、祝詞(のりと。神に祈るとときの古体の文章)です。
御霊神社の御朱印
応仁の乱勃発の地である御霊神社。御朱印の右下には緑色の朱印で、「応仁の乱東陣」と押されています。
【場所】授与所
【受付時間】09:00~17:00
御霊神社の見どころ
「応仁の乱」発端の地
応仁元年(1467年)に、畠山政長(東軍)が境内が広く防御に適していた御霊の森(御霊神社)に陣を構え、畠山義就(西軍)と戦いを交えた御霊合戦が「応仁の乱」の発端とされています。
御霊神社は、戦国時代の幕開けとなった「応仁の乱」発祥の地なのです。
御霊神社の拝殿・本殿
清明心(きよきあかきこころ)の像
清明心(きよきあかきこころ)は、「清く明るく直き正しき真の心」を意味しています。子供のような心ということでしょうね。
福壽稲荷神社
福壽稲荷神社は「五穀豊穣」「福徳円満」「長寿延命」「生業繁栄」のご利益があります。
御霊神社の由緒
無実の罪で淡路島へと流される道中、無実を訴えるために絶食し、憤死した早良親王(さわらしんのう)の祟りを鎮めるために794年に桓武天皇の勅願により創建されました。
御霊神社のご祭神
- ご祭神
- 崇道天皇(スドウテンノウ)
井上大皇后(イノエノオオヒキサキ)
他戸親王(オサベシンノウ)
藤原大夫人(フジワラノタイフジン
橘大夫(タチバナノタイブ)
文大夫(ブンノタイブ)
火雷神(カライシン)
吉備大臣(キビノオトト)
御霊神社の基本情報
- 名称(よみがな)
- 御霊神社(ごりょうじんじゃ)
- 住所
- 〒602-0896 京都市上京区 烏丸東入上御霊竪町495
- 駐車場
- あり
- 参拝・拝観時間
- 【社務所・授与所】受付時間/09:00~17:00(季節により変更あり)
- 参拝・拝観料
- 無料
- 公式ホームページ
- http://www.kyoto-jinjacho.or.jp/shrine/02/004/
御霊神社のアクセス
- 公共交通機関の場合
- 地下鉄烏丸線「鞍馬口」下車 徒歩3分
- 市バス「烏丸鞍馬口」下車 徒歩3分
御霊神社の地図
御霊神社(上御霊神社)の口コミ
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