日本で唯一の商売繁盛についての神社と称している、京都の繁昌町にある繁昌神社(はんじょうじんじゃ)。かつて班女神社(はんにょじんじゃ)と呼ばれていたのが訛って繁昌神社と呼ばれるようになりました。境内はとても小さく、ひっそりと佇んでいますが、毎年5月には例祭「神幸祭」が行われ、神輿が町内を巡行します。
繁昌神社のご利益
- 商売繁盛
- ご祭神の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は仏教でいうところの「弁財天」を指すことから、商売繁盛の利益があるとされています。
- 良縁成就
- 「班女と繁昌は同音の為、男女参拝し子孫繁栄を祈願する」と書物に書かれていることから、縁結びの神として信仰が厚く、良縁成就のご利益があるとされています。
繁昌神社のお守り
「そろばん玉のお守り」と「良縁祈願の桃の鈴のお守り」
「良縁祈願の桃の鈴のお守り」は完売でした。こちらも初穂料を納めて自分でいただくタイプです。
「そろばん玉のお守り」は、商運財運をつかむお守り、「良縁祈願の桃の鈴のお守り」は良縁に巡り合うお守りです。
繁昌神社の御朱印
御朱印は書置きタイプのみになります、初穂料をお賽銭箱に納め、クリアケースからいただきます。
【場所】授与所
繁昌神社の見どころ
繁昌神社の奥の院「班女塚」にも足を運んでみてください。繁昌神社から西へ15mほど行ったところにある路地の奥にあります。
繁昌神社の由緒
「班女ノ社」とも、「半女ノ社」とも称し、牛頭(ごず)天王の妃針才女(はりさいじょ)を祀り、それが転訛し班女になったと伝える。また、「宇治拾遺物語(うじしゅういものがたり)」巻三の中に、「長門前司の娘が亡くなった後、遺骸を運び出そうとしたが動かず、塚になった」と記す。この塚が、社の北西 方向(仏光寺通に抜ける小路の中ほど)に現在も残っている「班女塚」だと伝える。後世の書物に、「班女と繁昌は同音の為、男女参拝し子孫繁栄を祈願する」と書かれ、縁結びの神として詣でられる他、市杵島姫命は仏教の「弁財天」と解されることから、商売繁盛・諸芸上達の利益があるという。
繁昌神社のご祭神
- ご祭神
- 田心姫命(たぎりひめのみこと)
湍津姫命(たきつひめのみこと)
市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)
繁昌神社の基本情報
- 名称(よみがな)
- 繁昌神社(はんじょうじんじゃ)
- 住所
- 〒600-8433 京都市下京区繁昌町308
- 駐車場
- なし
- 参拝・拝観時間
- 【社務所・授与所】境内自由
- 参拝・拝観料
- 無料
- 公式ホームページ
- なし
繁昌神社のアクセス
- 公共交通機関の場合
- 地下鉄烏丸線「四条駅」下車、徒歩5分
- 阪急京都線「烏丸駅」下車、徒歩5分
- 市バス「烏丸松原」下車、徒歩3分
繁昌神社の地図
御朱印帳専門店「京都ごりやく堂」
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