本殿を時計回りに9回まわり巡拝するお千度が独特の九頭竜大社。女神のパワーを宿すお社には足しげく通う信者も多い。社長や芸能人も訪れる九頭竜大社は、なんとあの「デヴィ夫人」も訪れ参拝されたそうです。
生きていく中で物事がうまくいかない八方塞がりの時などには九頭竜大社を訪れれば、とてつもないパワーを持った女神様による導きがいただけるかもしれません。とても見どころの多いパワースポットです。
目次
九頭竜大社のご利益
- 八方塞がり除け・厄除け
- ご祭神である九頭竜弁財天大神様は、慈悲の女神であり人生における色々な災い厄を取り除き、福徳を授け人々を幸せに導いてくださる女神様であることから、八方塞がり除け・厄除けのご利益があるとされています。
九頭竜大社のお守り
九頭竜大社のお守りは、教主が一体一体神符に御念を入れ、神符に力を宿します。これは「御念入れ」といい、開祖より伝えられ受け継がれている大切な神事の一つです。
御神前にてご祈願した神符は、一体一体錦の布に入れたもの。
八方塞がり除守
9年に1回巡ってくる八方塞がりの歳はもちろん、物事が手詰まりの時、何をやってもうまくいかないにっちもさっちもいかない苦しいことが多いといった「八方塞がり」の時に大きなご加護がいただけるお守りです。
これから先、また今後、八方塞がりの状態にはなりませんようにという願いも込められているお守りです。
※数え歳とは・・・自分が今年の誕生日に迎える満年齢に一つ加えた年齢です。数え歳は、元旦を迎えると一つ年をとります。何月生まれであっても同じです。今年の誕生日を迎えているかどうかは、数え歳には関係ありません。
昇竜クリスタル
「災難除け」「家内安全」「招福」の強いご利益があるお守りでクリスタルに昇竜が彫られています。
九頭竜大社のおみくじ
「驚くほどよく当たる」おみくじ
驚くほどよく当たる霊験あらたかなおみくじです!!自身の願いを込めておみくじを引きましょう!
おみくじは本殿前にあり、ご祭神である「九頭竜弁財天大神さま」からの一言お言葉がいただけます。引いたおみくじは、御霊水所の横にある「おみくじ納め所」(以下の写真右)に納めましょう。
九頭竜大社の御朱印
【場所】授与所
【受付時間】09:00~17:00
九頭竜大社の見どころ
石の鳥居
九頭竜大社の正面に立つ立派な石の鳥居は、九頭竜弁財天大神さまよりの大きなお蔭をいただかれ、経営者として大成功された日本電産株式会社、代表取締役会長の永守重信氏によって平成17年9月13日に奉納されたものです。
永森氏は、43年前(2011年1月12日時点)より九頭竜大社に初詣で訪れてから、毎月欠かさず九頭竜大社に参拝されているそうです。会社の危機があると九頭竜大社の教祖さまに見てもらい、窮地を脱することができたという不思議な経験を繰り返ししたことから、九頭竜大社の霊験を信じるようになったそうです。
九頭竜大社の手水舎
石の鳥居をくぐり、階段を登り左手に渦巻く龍の手水舎がありますので、手と口を清めましょう。
階段の途中には、「子安地蔵尊」「大日如来」「延命地蔵尊」「身代り地蔵尊」がありますのでこちらにも忘れずに手を合わせましょう。
九頭竜大社の境内
執事さんが私たちに話しかけてくださり、何も知らず来てしまった私たちにお千度のお作法を優しく教えてくださいました。
話しかけてくださった方が、まさか執事さんだと知ったのは後の話、とても優しい雰囲気を持った方でした。
お千度のお作法
- 手水舎でお清め
- 社務所にてローソクと線香を購入する
- ローソクの白い紙が巻かれている部分に、名前・数え歳・願い事をお書く
- 線香は本殿近くの線香台にお供え、ローソクはローソク台に立てる
ローソク台は手水舎の横あたりにあります。
- 本殿正面へ進む
二拝、四拍手、手を合わせ静かに心の中で「南無九頭竜弁財天大神様(なむくずりゅうべんざいてんおおがみさま)」と3回、「おんそらそあてい(えい)そわか」と7回唱え、その後、ご自身の願い事をなさってください。お願い事をして、四拍手、二拝します。
- 本殿右手のお千度棒納所へいき、竹のお千度棒を9本いただく
- お千度巡拝のはじまり
以下の5箇所に一礼しながら時計回りに回り、一周回り終えたらお千度棒をお千度棒納所へ戻していきます。 - 最後に本殿正面で最初と同じように、二拝、四拍手、手を合わせ静かに心の中で「南無九頭竜弁財天大神様(なむくずりゅうべんざいてんおおがみさま)」と3回、「おんそらそあてい(えい)そわか」と7回唱え、その後、ご自身の願い事をなさってください。お願い事をして、四拍手、二拝します。※時間がない時は1周だけの巡拝、または本殿正面だけをお参りでも大丈夫とのことです
- お千度巡拝が終わったら、ご霊水をいただきます
コップは御霊水所の右側に置いてあるのでそれをお借りし、使用後は洗って元の場所へお返ししましょう。
「九頭竜大社ご参拝」の作法動画版はこちら↓
これで九頭竜大社のお千度は終了です、10分~15分ぐらいで回れます。護符やおみくじや御朱印をいただくのはお千度を終えてからにしましょう。
護符とは、粉薬のようにして飲むお守りです。飲み終えたら社務所内の火鉢にて焼き上げます。持って帰って飲む場合は自宅で焼き上げればよいようです。
帝釈天社(たいしゃくてんしゃ)
帝釈天社に向かう途中に3つ鳥居がありますが、その1つ目と2つ目の間には、しだれ梅の木が植えられています。春には美しい紅白のしだれ梅を見ることができます。
九頭竜大社の境内にある帝釈天社に向かうには階段を登って行った少し高い場所にあり5分~10分で辿り着けます。
階段途中には左手に客殿、右手におつなぎ所という場所があります。
おつなぎ所は、開祖さまと信者さんをつなぐ神聖な場所です。
さらに進んで行くと帝釈天社があります。
九頭竜大社の守り神として降臨された帝釈天大神様のお社です。高台から九頭竜大社を守護しておられます。
【拝礼作法】二拝、四拍手し、「南無帝釈天大神様(なむたいしゃくてんおおがみさま)」と三回唱えてからお願い事をします。最後に四拍手、二拝します。
現在の本殿は平成5年に建てられたもので、旧本殿がありますのでこちらにも参拝しましょう。柵は開けられるかもしれません、、、。
神の使いが宿る蛇石
2013年(巳年)に突然、蛇が現れ、九頭竜弁財天大神様の使いと話題になりました。
金運・福徳・人望を授かれる石として遠方から訪れる方も多いそうです。
九頭竜大社の由緒
昭和29年11月24日に九頭竜大社の開祖である大西正治朗の夢枕に、ご祭神である九頭竜弁財天大神様(なむくずりゅうべんざいてんおおがみさま)がおでましになり、「汝の身を社にする。無限に人を救う。奇蹟を以て即座に守護を与える。神は人を救って神界に上る。」とのご神託をお授けになり京都八瀬の地に社を建てたのが始まりです。
九頭竜大社のご祭神
- ご祭神
- 九頭竜弁財天大神(くずりゅうべんざいてんおおかみ)
九頭竜大社の基本情報
- 名称(よみがな)
- 九頭竜大社(くずりゅうたいしゃ)
- 住所
- 〒601-1253 京都市左京区八瀬近衛町681
- 駐車場
- あり ※第1、第2駐車場、合わせて約30台 ※駐車料は無料
- 参拝・拝観時間
- 【社務所・授与所】受付時間/09:00~17:00
- 参拝・拝観料
- 無料
- 公式ホームページ
- http://www.kuzuryutaisha.or.jp/
九頭竜大社のアクセス
- 車の場合
- 「京都東」ICより約40分
- 公共交通機関の場合
- 京都バス「八瀬・大原」行き、「九頭竜弁天前」下車、徒歩1分
九頭竜大社の地図
九頭竜大社の口コミ
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