戦国武将も崇敬していたとされる鎌達稲荷神社の境内は不思議な空気が漂っています。「サムハラ」というなんだか不思議な四文字の神字が書かれているお守りは「奇跡を招く」お守りとして人気のお守りです。
平安時代の陰陽師として有名な安倍晴明の子孫が、平安以降この鎌達稲荷神社を守ってきたといわれています。歴史はとても古く、伏見稲荷大社よりも古いため鎌達稲荷神社は「元稲荷」と呼ばれています。
目次
鎌達稲荷神社のご利益
- 災難除け
- 戦国武将や日清日露戦争戦争の兵士が災難除けとして信仰し、お守りを身につけていたおかげで軽いケガで済んだことから、災難除けのご利益があるとされています。
- 開運・勝負運
- 倉稲魂大神(うがのみたまのおおかみ)と猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)がご祭神で、鎌達さまと崇められ、開運・勝負運のご利益があり奇蹟を生むパワーがあると信仰されています。
鎌達稲荷神社のお守り
サムハラ守り
戦国武将もこぞって身に付けたと言われており、災難除け、勝運のお守りです。お守りに書かれている「サムハラ」は漢字で表記することができない「神字」で、この神字自体に強力な力が宿っています。
お守りの初穂料は、お賽銭箱へ入れます。
賽銭と書いたはり紙の下に穴が開いていますのでそこからお金をいれます。
縁起物、宝船(1,000円)・繁盛扇(1,800円)がほしい方は、社務所へ声をかけて、縁起物、宝船・繁盛扇がほしいと伝えれば授与していただけます。
鎌達稲荷神社のおみくじ
おみくじの引き方に注意!
まず初穂料をご本殿のお賽銭箱に入れ、二礼・二拍手・一礼をし願いを込めてお参りし、最後におみくじを引きます。
一度開いたおみくじを、おみくじ箱に戻したり、初穂料をお賽銭箱に入れずにおみくじを引くと「良くないことが身に降りかかる恐れがあるので絶対にしないでください」と書いてあります。恐らく術がかかっているのでしょう、ご注意ください。
おみくじは良く読んで自分自身の日頃の行動と照らし合わせて、今後の教訓として持ち歩くと良いそうです。神社に納めて帰る場合は、納札箱へお納めしましょう。
鎌達稲荷神社の御朱印
御朱印は書置きのみで、日付も自分で記入、御朱印の初穂料は本殿のお賽銭箱に入れます。
【場所】授与所
【受付時間】---
鎌達稲荷神社の由緒
鎌達稲荷神社は、和銅4年元明天皇の御時(西暦711)の御鎮座とされるが、御神鏡の記録によると仏教伝来(西暦538)の頃の御鎮座とされ、伏見稲荷大社よりも古く、「元稲荷」とも伝えられている。
平安時代には、元天文家で陰陽師であった安倍晴明の子孫である安倍土御門家が、崇敬したとされ、天下泰平・五穀成就を祈願したと伝えられている。
鎌達稲荷神社のご祭神
- ご祭神
- 倉稲魂大神(うがのみたまのおおかみ)
- 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
鎌達稲荷神社の基本情報
- 名称(よみがな)
- 鎌達稲荷神社(けんたついなりじんじゃ)
- 住所
- 〒601-8466 京都市南区唐橋西寺町57-1
- 駐車場
- なし
- 参拝・拝観時間
- 【社務所・授与所】受付時間/自由
- 参拝・拝観料
- 無料
- 公式ホームページ
- なし
鎌達稲荷神社のアクセス
- 車の場合
- 名神高速道路「京都南IC」から約15分
- 公共交通機関の場合
- JR「西大路駅」から徒歩約7分
- 市バス「西寺前」から徒歩約1分
鎌達稲荷神社の地図
御朱印帳専門店「京都ごりやく堂」
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